高山は「“アイドル”という職業になって、こんなにも自分という人間を評価される職業なんだという…苦しみとかもあるんですけど、逆に全く会ったことのない方が、自分という人間を好きになってくれるという喜びもしていて、それで満足してしまっていたんですよ。
でも今回小説を書いて、それを評価される…“脳”を評価していただくことが、こんなにもうれしいんだなという。最初は怖かったです。作品を初めて編集さんに見せる時は怖かったんですけど、その後感想をいただいて、連載として隔月で書いていたんですけど、たくさんの感想をいただいて、それがこんなにもうれしいんだ。書いてみて分かったことですね。
学生の時って、感想文ですとか、思い出を文章にしたりして提出することはあると思うんですけど、自分はこう思っているという意見を書いてそれについてコメントをもらうというのは今まで経験したことがなかったです」としみじみを語っていた。