――お二人そろって本当に演技がうまいですが、最後に互いを女優さんとして評価してください。江上さんは近藤さんを、どう思いますか?
江上:今回で言うと「花嫁」なんかは、近藤さんは(演じている)花嫁のような性格ではないんですけど、本質のどこかでは変なところがあるんですよ。矛盾がありながらもコントが成立しているのは、きっと近藤さんの気持ちの悪さがあるからだと思う。
近藤:そうなん……でしょうね。
江上:ちょっと痛い女とか、酔っている女の芝居がすごいうまいんで、そういうコントは今後も作りたいと思っていますけどね。
近藤:(江上は)基本的に芝居が上手なので、せりふがなくてもせりふが見えるっていう、ここ(DVD)でいう「友達の妹」はそうですよね。せりふがなくても、何を言ってるか分かるんですよ。
過去にもそういうネタがあったんですけど、気付いたらこの人、せりふがなくて、楽じゃね?みたいな。話さなくても成立してしまうほど、お芝居が上手ですよね。
――次にネタDVDを出すときは、もしかしたら二人ともアラフォーかも…。
江上:それも面白そう。年をとった時、どんなコントをどれだけ作れるんだろうと考えると、楽しみですね。
近藤:江上さんに子どもが産まれていて、私はまだ一人かもしれないけど(笑)。
江上:その状況を我々が、どう面白くできるかどうか、ですね。
文=伊藤雅奈子
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)