――撮影中盤からは、つぐみの幼なじみでアプリ制作会社の社長・是枝を演じる瀬戸康史さんが加わったシーンの撮影でした。是枝としおりがゲームをしながらつぐみの帰宅を待つ、という流れでしたが、初共演と思えないほど、自然体に見えました。
瀬戸さんも、山本さん同様、とても気さくな方なので、安心して現場に居られます。瀬戸さんは、キャラクター的にも歳は離れていますが、お兄ちゃん的存在なので、しおりがずけずけ言うこともありますが、それを言いやすい空気を作ってくださっています。ちょっとツッコんでも大丈夫そうな空気感です(笑)。瀬戸さんが出演された色々な作品を拝見していたので、お芝居とか学べることはどんどん盗んでいきたいです!
――しおりは、みんなが言いにくいことも言ってしまう性格です。言葉の強さなど、監督と話されたことはありますか?
しおりは思ったことは口に出ちゃいますよね。監督とは細かな点までは話していないですが、きょうは大丈夫でしたね。しおりもお姉ちゃんを大事には思っているんですが、「もっと楽な恋愛しなよ」という感覚で、いろいろ言っちゃうんです!
樹にも会ってもないし、車いす生活の本当の大変さを知らないから、ということもあると思うので、きっとこれから考え方は変わっていくと思います。
あと、是枝さんのお姉ちゃんへの思いも、しおりは「ぐずぐずして…、いけ、いけ!」と思ってます(笑)。ずっと、茶化してばっかりですね(笑)。
――それでは、最後に4月16日放送の第1話の見どころを教えてください。
私自身も台本を読んでいて、すごい考えさせられることが多いです。障害のある方に寄り添っていくとはどういうことなのか、街中でそういう方にあったらどう向き合うかとか。そういう社会的なことを定義しているドラマでもあるのかなというところもあります。樹とつぐみががどうなっていくのかということを見守っていただきたいのと、そういったテーマを感じて、自分自身が直面したときにどうするかを考えていただけるきっかけにもなるかなと思っています。
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