音楽ライブや舞台、朗読劇など活動の幅を広げているセクシー女優の希島あいりが、4月17日(水) ~28日(日)に東京・渋谷ギャラリールデコで、写真展を開催する。
同写真展は、デビュー5周年という節目のタイミングで、昨年10~12月に写真集制作に向けたクラウドファンディングを実施し、多数のファンからの支援を獲得して目標金額を大きく達成。ストレッチゴールとして写真展開催に至った。開催に先駆け、希島に今の思いを聞いた。
――写真集制作や写真展開催に向けて、大変だったことはありましたか?
自分の最大の課題でもあるのですが、コンプレックスと向き合うことです。
想いを伝えるにはやっぱり、シワがひとつもないキレイに加工修正された写真よりも、“ありのままの姿を形にすること”に意味があることに気付きました。
だけどすぐに全てを受け入れることはできなくて、少しずつ…少しずつ時間をかけて自分のコンプレックスと向き合って、“好きになること”に意識を向けられるようになりました!
――「写真を撮られるということ」を、一言でいうと?
「自分の存在意義を認めてもらっている」、ですね。
思い出として誰かの記憶に刻まれたり、成長記録として残してもらえるのが写真だと思うんです。同じ角度でも、撮る人によってそれぞれ見え方や感じ方が違ったりするので、写真って…なんだか尊いですよね。
その人のファインダー越しの世界に、「私」がいるのはとっても幸せなことだなと思います!
――今回の写真集や写真展では、どんな「希島あいり」が見られるのでしょうか。
普段の私は厚化粧になりがちでマツエクをつけたり、人前では「キレイに顔を作らなきゃ!」っていう変なプロ意識…なのかな? そういう気持ちがあって、とにかく少しでもキレイに見られたくて。コンプレックスを隠そうと必死になったり、撮影のたびに力が入ってしまっていたのですが、今回の撮影ではすっぴんだったり、ナチュラルメイクのカットもたくさん撮ってもらいました。正直、そんな自分を受け入れてもらえるのか不安で、制作過程では自分の中でいろんな葛藤がありました。
だけど、今回撮影をお願いした写真家の福島裕二さんに撮っていただいた画像をみるたび、ハッと息をするのも忘れるぐらい感動してしまって。
「身を任せよう」「力を抜いてありのままの私を撮ってもらおう」って気持ちが強くなった途端、自然と柔らかい空気に包まれたんです。
空気が変わったのを1番実感したのは、ピンクのカーディガンを着ているすっぴんの写真と、プールで撮った写真かな?
――写真展開催直前の今の気持ちを教えてください!
今回の写真集、写真展で、自分と向き合うチャンスを与えてもらえたこと、新しい魅力を引き出していただけたこと、そしてなんと言っても応援してくださっている皆さまのお力添えのお陰で、「想い」が「形」になり、「夢」が「現実」になったことに心から感謝の気持ちでいっぱいです!
撮影を終えた時、達成感と充実感、それと撮影が終わってしまった寂しさで思わず涙があふれて、メイクさんをぎゅっと抱きしめたのを今でも鮮明に覚えています…それくらい、思い入れのある作品ができあがりました。
頑固な私を成長させてくれた、とても価値のある大切な時間で、私一人の想いだけでなく、携わってくださった方々の愛ある考慮や想いも詰まっています。
写真を見てくださる方の記憶の片隅で生き続けられたら幸いです!
――歌手や舞台など、幅広く活動されていますが今後の野望は?
CMや音楽PVに出てみたいです!
今まで声を大にして言ったことがなかったんですが…デビュー前から、もっと言うと高校生時代からの密かな野望でした。
それと、海外での写真展開催、お芝居が好きなので映画やドラマにもまた出たいな~! 胸の内に秘めた野望ならまだまだいっぱいあります!!(笑)
――それでは最後に改めて、写真展開催への意気込みをお願いします。
今回の写真集、写真展が叶ったのは、私の夢に寄り添ってくださった方々の応援があったからです。応援してくださっている皆さんに恩返しが出来るように、そして、感動を与えられる活動にいっぱい出会えるように、これからもコツコツ頑張ります!
写真展開催日時は次の通り。
4月17日(水)~28日(日)まで、月曜~金曜は13:00~21:00、土曜・日曜は11:00~21:00、最終日の28日(日)は11:00~17:00。(※当初の17日(水)~21日(日)から会期延長し、28日(日)まで開催)
4月20日(土)21:15〜22:45には、希島あいりと福島裕二による人数限定のトークショー(有料)も行われ、制作過程での秘話や撮影時の裏話などが明かされる。
そして写真展の約1カ月後の5月26日(日)には、本人が「一つ一つ極めたいし、チャレンジャーなので何かしら挑戦したい」と意気込む3rdワンマンライブも開催するなど、今年も活躍が続く。
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