――自分から相談することもある?
なかなかしないですね。恋愛相談もあまりされたことがなかった(笑)。「ずっと仲が良かった子のことが好きかもしれない」っていう相談をされて、10代の頃とかに、もう少しこういう話をしたかったなって思いました。
――学生時代に、そういう恋愛系の話をする機会は少なかったんですか?
高校生の時も“恋バナ”のようなものはせず、映画ばかり見ていました(笑)。
――例えば、ラブストーリーを見て恋愛に憧れたことは?
それはあります。だけど、遠い存在のような気がしていました。「愛がなんだ」は恋愛映画なんですけど、いわゆる胸キュンものではないんですよ。
でも、アメリカ映画の「ブルーバレンタイン」(2011年)ほど、ズシーンと落とされることはない。ちょっと新しい形の恋愛映画だなってうれしくなりました。
誰も矢印が重ならないところが「愛がなんだ」らしいなと思います。
取材・文=月山武桜
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