4月13日、HKT48・指原莉乃が地元・福岡で最後の劇場公演として、チームH「RESET」公演に出演した。
オープニングから指原カラーの黄色のペンライトと「莉乃ちゃん」コールに迎えられた指原。「今日はいっぱい思い出つくりたいと思います!」と笑顔を見せると、メンバーはそれぞれ指原との思い出を語った。
田中美久は「いっぱい思い出があり過ぎて、一つ一つが大切な思い出です!」と漠然としたエピソードを話し、周りから内容の薄さをツッコまれる。指原からも「もっと具体的にないの?」と掘り下げられると、田中がひねり出したのは「…一緒においしいもの食べました」と再び漠然としたエピソードで、会場に笑いが起こった。
アンコールでは、サプライズで指原最後のHKT48シングル「意志」を披露し、チームHキャプテンの松岡菜摘が指原に感謝の手紙を読み上げると、それまで笑顔だった指原の目にも涙が。
指原は「公園に出る回数は多くはなかったですけど、(ファンの)皆さんのおかげですごく楽しかったし、公演に出るのが好きでした」とコメントし、メンバーに対しても「ファンの皆さんが時間を取って見に来てくれているということを意識して、ステージに立ってください」とメッセージを送った。
そして、特別に行われたダブルアンコールでは、真っ白なドレスに着替えた指原はソロ楽曲「私だってアイドル!」を歌い、再びメンバーに向けて「これからのHKTをよろしくね。大変なこともあると思うけど、背負い過ぎず、楽しんでいてほしいなと思います」と話し掛ける。
さらに、AKB48としてのラストシングル「ジワるDAYS」を披露すると、「卒業コンサート(4月28日[日])もあるし、大感謝祭(5月28日[火])もあるけど、すごくすがすがしくて次が楽しみ。気持ちもいっぱい伝えられたので満足というか、感謝でいっぱいです。今日はありがとうございました」とあいさつ。
大きな拍手が鳴り響く中、最後は大号泣する松岡はなから花束が手渡され、指原最後の劇場公演は終演となった。
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