A.B.C-Z・戸塚祥太の主演舞台「BACKBEAT」の制作発表が都内で開催。ビートルズの初期メンバーでありながら、デビュー直前に21歳で死去したスチュアート・サトクリフを演じる戸塚ら5人がビートルズに扮し、名曲「ロックンロール・ミュージック」「ラブミー・テンダー」の生演奏を披露した。
戸塚と、ジョン・レノン役の加藤和樹、ジョージ・ハリスン役のふぉ~ゆ~・辰巳雄大、ポール・マッカートニー役のJUON、ピート・ベスト役の上口耕平の5人は、黒い革ジャンとパンツに身を包み、熱のこもった演奏で会場を沸かせる。「ラブミー・テンダー」では戸塚がメインボーカルを取り、渋い美声を響かせた。戸塚は「今日ここで初めてバンドとしてみなさんの前で演奏することを体験して、今すごく気分が高揚しています」とハイテンションで感想を。
劇中でビートルズを中心に20曲を演奏する本作。戸塚は「ジョンとのフレンドシップだったり、彼らにも青春があったんだなと。各方面にリスペクトを払いながら、天国のジョンが、ロックだぜ!って言ってくれるように頑張りたいと思います」と意気込みを。ほとんどギターが弾けなかったという辰巳は「ビートルズは1日6時間演奏していたそうなんですけど、僕も今、1日8時間とか、弾けるときは弾いて。少しでも近づきたいので」と、取材陣も驚く猛練習ぶり。A.B.C-Zではギターを弾くこともある戸塚は「ギターはなんとなくやってきたんですけど、ベースもなんとなくできて…。手がデカかったので、(ベースを弾くには)よかったなと。お父さんお母さんありがとう(笑)」と、ベース演奏も楽しんでいるようす。JUONはポール・マッカートニー役に合わせ、左手で演奏するため「10歳からずっと右手だったので、僕も1日8時間練習」と告白。加藤和樹も「全部英語なので、歌のほうが大変。ジョンの癖や、シャウトのジョンらしさに苦労してます」と、それぞれにバンド演奏への本気の取り組みぶりを明かしていた。
本作は5月25日、東京芸術劇場 プレイハウスにて開幕。
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