今度の「警視庁・捜査一課長スペシャル」は東京とNYが舞台! 内藤剛志がグローバルに事件を解決

2019/04/17 07:00 配信

ドラマ

内藤剛志演じる大岩捜査一課長が、平成の最後に大活躍(C)テレビ朝日

内藤剛志コメント


――「警視庁・捜査一課長」が“平成最後のスペシャル”として戻って来るが、同シリーズの魅力は?

いちばんの魅力は“謎解き”の面白さですね。ミステリーである以上、そこは譲れません!

そしてもう一つは“全員捜査”、つまり“チームワーク”です。ミステリーですので殺人事件を描いてはいますが、ご覧になった方に「人間っていいな」「信じあうって素晴らしい」「生きるって楽しいことなんだ」と少しでも感じてもらいたいと考えながら演じています。僕は常々、ロックミュージックが“ラブ・アンド・ピース”を歌うみたいに、ドラマが夢や希望を語らなくてどうするんだ、と思っているんです。もちろんいろいろなドラマがあってよいのですが、この「警視庁・捜査一課長」に関しては、そんな思いで取り組んでいます。

また、分かりやすく“勧善懲悪”を貫くことも考えています。これまで時代劇が担ってきた“日本人の心”みたいなものを、今、僕らが担う立場に立っているのではないかと思っているからです。

――今回のスペシャルの見どころは?

今回のスペシャルは、もうすぐ幕を開ける令和時代、そして2020年のオリンピックイヤーに向けて、世界と日本の関わり、つまり日本が世界からどう見えるのかを描いています。もしかしたら、意外と日本人よりも外国人のほうが日本のことをよく知っているのではないか…。また、意外と目の前にあるものは見えづらいのではないか…という発想です。

日本の良さのひとつに“浪花節”や“義理人情”があると思うのですが、今回のスペシャルでは、鈴木紗理奈さん演じるアメリカナイズされた捜査官を通して、みんなで助け合う、和を大事にする日本人の素晴らしさも描かれています。

もともと「警視庁・捜査一課長」は「土曜ワイド劇場」からスタートしたので、2時間スペシャルは得意なんです。一課長の捜査はある意味、“人海戦術”なので、その面白さをお見せするには、やっぱり時間をかけたい。今回のスペシャルも2時間、たっぷり楽しんでいただけることと思います!