実は目立つのが苦手!?鈴木勝吾「黒板に文字を書きに行くのも嫌だった」

2019/04/17 16:36 配信

バラエティー

写真左から、鈴木勝吾、平野良

MCの平野良と2.5次元舞台で活躍する若手俳優が、ここでしか聞けない本音トークを繰り広げる情報バラエティ「2.5次元ナビ!」。4月22日(月)に日テレプラスで放送される#25からは、新たなメンバーも加わってさらにパワーアップする。2.5次元舞台を取材する番組リポーターとして参加するのは、ミュージカル「ヘタリア」シリーズなどで知られる長江崚行、劇団Patchの一員でさまざまな2.5次元作品でも活躍する松井勇歩、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンなどに出演している宮城紘大の3人だ。初登場となる今回は、自己紹介としてそれぞれ特技を披露した。

そして今回のゲストは、ミュージカル『薄桜鬼』シリーズの風間千景役などで知られる鈴木勝吾。収録レポートとともに、5月10日(金)より上演されるミュージカル『憂国のモリアーティ』で、平野とダブル主演を務める鈴木に、収録直前インタビューを行った。

――「2.5次元ナビ」初出演の意気込みを教えてください。

「最近、原作あるなしに関わらず、過去に出演した作品について『これにも出ていたんだね』という声をもらったりするので、いろいろな場所で紹介することの大事さをあらためて感じています。1人でも多くの方に出演する作品のことを知ってもらえるよう、頑張りたいと思います」

――『憂国のモリアーティ』の印象や、舞台への意気込みを教えてください。

「漫画原作なんですが、誰もが知るシャーロック・ホームズの世界観の中で、ホームズの宿敵であるモリアーティ側を主人公にしたすごくユニークな作品です。いわゆる世直しで権力に対してモリアーティたちが戦っていく姿は、ある種の美しさがあると思うんです、手段は犯罪なんですけどね。その美しい世界を生演奏や歌で表現するのは楽しみですし、ミュージカルに向いている作品じゃないかなと思っています」

――平野さんとは今回が初共演ですか?

「ドラマや朗読劇など同じ作品に出演することはあったんですが、これまではちゃんと絡むシーンがなかったので、今回が初共演という感じです。だからこそお互いに『楽しみだね』という話はしました」

――ファンの方たちへメッセージをお願いします。

「テレビ番組で舞台の主演2人が作品について語る機会もなかなかないので、1人でも多くの方に興味を持っていただけるように、いろいろ語れたらなと思います」

その後、程なくして収録がスタート!

平野は何でもできる鈴木が子役からデビューしたと思い込んでいたと語り、俳優としてはまだ10年だということに驚く。そこから話題はデビューの経緯へ。2009年放送の「侍戦隊シンケンジャー」のシンケングリーン役で華々しく俳優デビューを飾った鈴木だが、実はそのころ大学生で、芸能界を辞めるかどうかの岐路に立っていたのだと告白。そして、戦隊モノのオーディションで電光石火のごとく落とされた経験を持つという平野は「20代の時に自分も出演してみたかった」と、うらやましがりつつもその裏話に興味津々の様子。

また、鈴木の代表作の1つであるミュージカル『薄桜鬼』を観て平野は、歌いながら殺陣(たて)を見事にこなす鈴木のすごさを語る。一方の鈴木は、収録スタートからしゃべり倒す平野のトークスキルに感心し、自身は「黒板に文字を書きに行くのも嫌だった」と、目立つのが苦手なタイプだという意外なエピソードを披露する。

さらに、ピアノとバイオリンの生演奏が大きな魅力だというミュージカル『憂国のモリアーティ』の紹介、多趣味な鈴木の囲碁や釣り、イラストに関するトークなどが繰り広げられ、収録は大いに盛り上がった。

文=中島文華

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