もし、再会した初恋の相手が車いすだったら…? 松坂桃李と山本美月の純愛物語に「考えさせられた」【視聴熱TOP3】

2019/04/17 17:50 配信

ドラマ

障がいで恋をあきらめた建築士と、車いすに乗った初恋の相手に恋心が再燃したヒロインのラブストーリー「パーフェクトワールド」の第1話が4月16日に放送された撮影=神保達也

webサイト「ザテレビジョン」では、4月16日の「視聴熱(※)」ドラマ デイリーランキングを発表した。

1位「パーフェクトワールド」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)20564pt

女性漫画誌で連載中の有賀リエによる同名漫画を原作に、障がいで恋をあきらめた建築士と、車いすに乗った初恋の相手に恋心が再燃したヒロインのラブストーリー。4月16日に第1話が放送された。

インテリアデザイン会社で事務をしているつぐみ(山本美月)は、上司から設計事務所との打ち合わせの席に使いを頼まれる。するとそこには、高校時代の同級生で初恋の相手、樹(松坂桃李)がいた。胸が高鳴るつぐみだったが、樹が車いすに乗る姿を見て絶句。樹は、大学時代に事故で脊髄を損傷し、車いすで生活しながら建築士として働いていた。

冒頭の再会のシーンから、2人の心の機微が丁寧に描かれた。また、建物のバリアフリーや、排泄障がい、サポートについてなど、2人のリアルな感情が表現され、視聴者の心を引き付けた。

そして物語終盤は、コンペの準備のために無理をしすぎた樹が高熱で倒れ、入院することに。それでも会社に戻ろうとする樹をつぐみは止めるが、樹は「迷惑かけたくないんだよ!障がい者だからしょうがないねって、思われたくない。そんなふうに同情されて生きるのは、もう嫌なんだよ」と言う。

そして、病院のベッドの上で仕事を進める樹。体調はよくなく、つぐみは「次またがんばればいいじゃない」と言ってしまう。だが、樹は「次なんかないよ。いつ死ぬかもわかんないのに、俺には今しかない」と感情があふれ出し、つぐみは樹の仕事を手助けした。

SNSには「考えさせられた」という感想が多数上がった。また、本オンエアで解禁になった、米津玄師が菅田将暉のために作詞・作曲・プロデュースした主題歌「まちがいさがし」も話題に。