ゆいPとオカリナによるお笑いコンビ・おかずクラブが、5月12日(日)、6回目となる単独ライブを開催する。公演タイトルは、「西都市特命大使」。オカリナの生まれ故郷である宮崎・西都市の特命大使を二人が務めていることからつけられたタイトルだが、このことからも分かる通り、おかずクラブは今や、タレントとして売れっ子街道をひた走っている。そんな中、あえて“生の舞台”に挑む彼女たちの真意とは──? 単独ライブに懸ける意気込みを確かめるべく、ゆいPとオカリナの二人を直撃した。
――テレビなどメディアのお仕事が忙しい中、お二人は、単独ライブを定期的に開催されていますよね。
ゆいP「はい、実はやってるんですよ(笑)。年に2回ぐらいのペースで」
オカリナ「ここ2年ぐらいは、半年に1回ぐらいやってる感じですね」
ゆいP「新ネタを作らないとまずいなと思って」
――そういう危機感があるんですか?
ゆいP「そうです、そうです。吉本って、劇場の出番が多いんですよ。月にどれぐらいネタをやるんだろう…」
オカリナ「結構やってるよね。10ステージ以上はやってると思う」
ゆいP「年末年始だと、1週間で43ステぐらい、1日平均6ステとかあったりするんです。会場も、渋谷の(ヨシモト)∞ホールだったり、大阪にある劇場だったり…」
オカリナ「幕張(よしもと幕張イオンモール劇場)とか、大宮(大宮ラクーンよしもと劇場)とか。“自前の劇場”っていうのは吉本の強みだと思うんですけど、それが逆に私たちを追い詰めてくるというか(笑)」
ゆいP「そんな中で、お客さんもいくつかの劇場に通っているような方もいらっしゃるので、同じネタをずっとやってると飽きられちゃうんです。だから『新ネタを作らなきゃ』っていう焦りが常にあって」
――言うなれば、年2回の単独ライブは、普段の劇場での活動を充実させるのが目的?
オカリナ「はい、それはありますね」
ゆいP「あとは営業とか」
オカリナ「それと、ネタ番組に呼ばれたときの対策っていう」
――なるほど。最近また少しずつネタ番組が増えてきた感がありますからね。
ゆいP「まぁ、私たちは全く呼ばれないんですけどね(笑)」
――世間的にも業界的にも、“バラエティータレント”や“女優”というのが先行して、“ネタをやる芸人”というイメージはあまりないのかもしれませんね。
ゆいP「ですよね~。だから、単独ライブは頑張らないといけないなって思ってるんです」
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