倉科カナ、二つの顔を持つ役に「気持ちが行ったり来たり不思議の国にいる気分」

2019/04/20 17:52 配信

ドラマ

「ミラー・ツインズ Season1」に登場する謎の女性・白石里美(本名=吉崎英里)を演じ、「恐い!」「何者!?」と話題をさらっている倉科カナ(C)東海テレビ/WOWOW


私は皆さんが思っているより大ざっぱですよ(笑)


──ところで圭吾と勇吾は顔こそ同じですが、性格は正反対です。倉科さんにも周りの人が驚くような一面ってありますか?

私に対して、ふわっとしたイメージを持つ方が多いみたいです。10代や20代の頃、女の子らしい役が多かったせいかもしれません。ピンクが好きで巻き毛で、みたいな役が(笑)。

本当の私は大ざっぱで、お会計の際、「私が払うよ」「いいよ、私が」みたいなやりとりが苦手。さっさと終わらせたくて、「じゃあ、私が払います!」って言っちゃいます(笑)。

喜怒哀楽もはっきりしているし、思ったことははっきり言いたいですね。心に引っかかったものがあるまま物事が進むのがいやで、ちゃんと言葉にして、納得して前に進みたいんです。

──改めて、今後の見どころをお聞かせください。

英里と里美は本当に難しい役でワンシーン、ワンカット苦悩しています。だからこそ、最後まで大切に演じたいと思っています。

圭吾、勇吾、それに英里だけでなく他の誰もがいろいろな事情を抱えていて、話が進むにつれ伏線がどんどん張られます。皆が“重要参考人”みたいな(笑)。

現場でもキャストのみなさんと「この場面の目線はこういう意味があるから」とか「ここはあの場面に、ああいう意味があるから」とディスカッションしつつ丁寧に演じています。

視聴者の方からすると、「私、そこに気付いていたよ」という箇所が至るところにある、伏線に気付くのが快感の作品だと思います。ぜひオンタイムでご覧いただき、気になる点はあとでしっかり確認してください。ですから、録画もマストですよ(笑)。