──ところで圭吾と勇吾は顔こそ同じですが、性格は正反対です。倉科さんにも周りの人が驚くような一面ってありますか?
私に対して、ふわっとしたイメージを持つ方が多いみたいです。10代や20代の頃、女の子らしい役が多かったせいかもしれません。ピンクが好きで巻き毛で、みたいな役が(笑)。
本当の私は大ざっぱで、お会計の際、「私が払うよ」「いいよ、私が」みたいなやりとりが苦手。さっさと終わらせたくて、「じゃあ、私が払います!」って言っちゃいます(笑)。
喜怒哀楽もはっきりしているし、思ったことははっきり言いたいですね。心に引っかかったものがあるまま物事が進むのがいやで、ちゃんと言葉にして、納得して前に進みたいんです。
──改めて、今後の見どころをお聞かせください。
英里と里美は本当に難しい役でワンシーン、ワンカット苦悩しています。だからこそ、最後まで大切に演じたいと思っています。
圭吾、勇吾、それに英里だけでなく他の誰もがいろいろな事情を抱えていて、話が進むにつれ伏線がどんどん張られます。皆が“重要参考人”みたいな(笑)。
現場でもキャストのみなさんと「この場面の目線はこういう意味があるから」とか「ここはあの場面に、ああいう意味があるから」とディスカッションしつつ丁寧に演じています。
視聴者の方からすると、「私、そこに気付いていたよ」という箇所が至るところにある、伏線に気付くのが快感の作品だと思います。ぜひオンタイムでご覧いただき、気になる点はあとでしっかり確認してください。ですから、録画もマストですよ(笑)。
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