本ドラマは、古田がゲイで女装家の高校教師・原田のぶお役を演じる痛快学園エンターテインメント。
ダイバーシティ(多様性)宣言を掲げる私立豪林館学園高校の校長(いとうせいこう)に招かれ、やってきた原田は2年3組の担任に。しかし、明智(永瀬廉)や東条(道枝駿佑)を中心に生徒は原田に反発。明智が「誰が原田を辞めさせられるか」を持ち掛ける。
そんな中、2年3組にはマスクが外せない男子・若林(長尾謙杜)がいた。若林は人と接するのが苦手で、クラスになじめず、常にマスクで顔を隠していた。赴任したばかりの原田に「外せば?」と言われるも、勇気が出せずにいた。
東条は、教室で一人でいる若林を自分たちの“ゲーム”のターゲットに誘い込む。そして、追い詰められた若林は「原田先生を辞めさせろ!」と叫び、校舎の屋上から飛び降りようと騒ぎを起こす。
若林の元に駆け付けた原田。この期に及んでもマスクが外せない若林が「この『ムカつく』(と言われてきた)顔で小学校も中学校も損ばっかりしてきた」と訴えると、「どんなに頑張っても平等にはならない世の中なのよ。得するやつもいれば損するやつもいる。(中略)だけどね、顔の損得の前に、マスクしてちゃ、スタート地点にも立ってないよ」「だいたい、得してるやつばっかり見ていたら疲れるじゃない。得しているやつばっかり見るな、損してるやつも見ろ」と“原田節”で若林の心の闇に語り掛ける。
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