山崎賢人主演の映画「キングダム」(公開中)が、公開初日の4月19日から21日までの3日間で興行収入6億9千万円を突破。驚異のロケットスタートを切った。配給元の東宝がWEBで行ったアンケートによると作品満足度も95.1%と高く、東宝は「興行収入40億円を狙える大ヒットスタート」と見通しを伝えている。
映画「キングダム」は、紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎)と、中華統一を目指す若き王・エイ政(後の秦の始皇帝=吉沢亮)の戦いを壮大なスケールで描くエンターテインメント大作。原作は既刊54巻で累計発行部数が4,000万部超という人気コミック「キングダム」(原泰久/集英社)。
大型連休を目前に控えた19日に全国388スクリーンにて公開された同作。初日13時までのメーターで、大ヒット映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」(2017年公開/興収32.1億円)対比138%を記録していた。
そして22日、週末の興行成績が公開された。全国388スクリーンでの19~21日の合計は興行収入にして6億9,021万9,500円と、「DESTINY-」比で188.8%。週末の二日間でさらに数字を伸ばし、話題を集めた過去作を引き離した。
東宝では、パソコンと携帯を使った WEB アンケートを実施。それによると、客層は男女比50:50。年齢別では20代が27.5%、40代が 19.7%、30代が18.5%、50代が13.3%、16~19歳が12.3%で、シニアや15歳以下の来場も。各世代からまんべんなく支持を受けている様子がうかがえる。
映画の鑑賞動機(複数回答可)は、「原作漫画が好きだから」が53.3%、「アクションシーンや映像の迫力に期待して」34.0%、「ストーリーが面白そうだったから」30.2%「キャストが好きだから」27.4%となった。
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