「キングオブコント」(TBS系)の2017年王者にして、「M-1グランプリ」(テレビ朝日系)では2017年、2018年と2年連続で決勝に進出するなど、コント、漫才ともに絶対的な実力を誇るお笑いコンビ・かまいたち。
2018年より活動の拠点を東京に移し勢いに乗る2人が、このたび、「かまいたち初全国ツアー『コンビ結成15周年いたち』~素直・謙虚・感謝~」を開催。4月26日(金) 、東京・ルミネtheよしもと公演を皮切りに、名古屋、福岡、札幌、そして千秋楽の8月22日(木)大阪・なんばグランド花月公演まで、全国5都市を回る。
ザテレビジョンでは、自身初となる全国ツアーを目前に控えた山内健司、濱家隆一の2人にインタビュー。本ツアーへの意気込みから、漫才とコントそれぞれに対する思い入れ、そしてコンビとしての目標や課題まで、かまいたちの“今”を、漫才さながらの掛け合いを交えつつ真摯に語ってもらった。
――まず、かまいたちにとって初となる全国ツアーを、このタイミングでやろうと決めた理由からお聞かせください。
濱家隆一「今年がコンビ結成15周年っていうこともあるんですけど、ありがたいことに、この何年かで単独ライブのチケットが即完するようになってきてまして。これまで、客席が埋まるまでは全国ツアーはやる意味ないかなと思っていたんですが、そのへんを慎重に考えて、今なら埋まるだろうということで、やらせてもらおうかなと」
――冷静な大人の判断に基づく初ツアーなんですね(笑)。ライブの内容としては、漫才とコントの両方を?
濱家「そうですね。去年の単独は『M-1』に向けて漫才だけやったんですけど、今年は漫才とコントの両方をやらせてもらいます」
――愚問かもしれませんが、お二人は今、漫才とコント、どちらに力を入れているのでしょうか?
山内健司「特にどっちとかはないですね。ネタ作りも、どっちも同じぐらい力を入れてます」
――思い入れの深さも同じくらい?
濱家「そうですね。僕ら、昔からずっと『キングオブコント』と『M-1』のW優勝を目標にやってきたので、どっちということもなく、両方楽しくやってます」
――ちなみに、今年は「M-1」に出場する予定は…?
山内「今のところ出るつもりはないです。最後にしようと思って挑んだ去年の『M-1』で、順位的には負けましたけど(総合5位)、僕ら的には納得の行く漫才ができたので」
――「M-1」に出ないと決めた今、のびのびと漫才ができるようになった、という感覚はありますか?
濱家「それはあるかもしれないですね。毎年、年末の『M-1』に向けて、7、8、9月とどんどん張り詰めていってましたから。いつも1月から3月くらいまでは、ただただ楽しく漫才をやれるんで、今のところは例年と変わらないんですけど、もしかしたら、これから夏にかけて、寂しさを感じるのかもしれないです(笑)」
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)