高杉真宙、森川葵のワイヤーアクションに驚嘆「すご過ぎて笑っちゃいます(笑)」

2019/04/26 08:00 配信

映画 インタビュー

「映画 賭ケグルイ」場面カット(C)2019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・ 「映画 賭ケグルイ」製作委員会


森川「息が合うというか、やっていて楽しい」


――芽亜里と木渡(矢本悠馬)のペアも見どころの一つ。

森川:矢本(悠馬)さんとは、結構いろんなところで一緒にお芝居をしているので、息が合うというか、やっていて楽しいんです。「お、そっちがそう出たなら、こっちはこうするかって」やると、さらに返ってきたりして。そんなことをやっていると、監督に怒られたりするんですけど(笑)。

――えっ、怒られるんですか?

森川:「もうちょっと格好いい感じにしようと思っていたのに」って言われたんですけど、2人が心の声で会話をするっていうシーンがあって。

高杉:あれは、めちゃくちゃ面白かった。

――賭場のシーンでのエピソードは?

高杉:結構ふざけていたかもしれません(笑)。

森川:ふざけていた演技の後のシーンを先に撮っていたので、どうやってつなげるんだろうって思っていました(笑)。

高杉:これも「賭ケグルイ」だからこそできるのかなって。ストーリーが展開していく上で重要なシーンなどは他のキャラクターたちに任せて、僕らはそれを壊していかなきゃいけない。

そういう部分はできるだけ思いっきりやりたかったですし、スピードをつけたいんだろうなっていうところはスピードをつけていこうと思いながら演じていました。

――「賭ケグルイ」シリーズの魅力は?

高杉:ドラマ2本と、映画版をやって思うのは、監督を筆頭にみんなが面白いものを作ろうとしているということ。その思いを強く感じますね。そういう雰囲気の中で演技ができることはとても幸せです。

監督が毎朝メーク部屋に来て、あれは何て言うんですか? あおってくるっていうんですかね。

森川:あれは、あおってきていますね。「今日は調子どうよ」とか(笑)。

高杉:「今日は何するの?」って(笑)。そういうことがあるから、さらに僕ら役者陣の士気が高まるんです。それぞれが自分の色を出して負けないようにしたいと思っていることがプラスに働く現場。そこにいられることがうれしいです。

森川:今、真宙くんが言った通りだと思います。それと、強く訴えかけるというか、前に向かって押し出すようなお芝居ができるところも面白い。「賭ケグルイ」でのお芝居はナチュラルとは正反対。

映画版から参加した人たちも、どんどんいろんなことをやってくるんです。そういうことをやればやるほどいい方向に行くし、みんなが刺激し合って高いところを目指して作品を作っている感じが好きです。