――シリーズを通して、それぞれの“ポチ”ぶり“芽亜里”ぶりはどんな風に映っていますか?
高杉:一回撮影が終わって、もう一度同じキャラを演じるのはこの作品が初めてだったんですよ。だから、あらためて台本をもらって家で読んだりするんですけど、どんな感じで演じていたのかが分からなくなっていて。でも、現場で森川さんが演じる芽亜里と会話をしていると思い出すんですよ。
それは、森川さんが芽亜里というキャラクターをしっかりと確立しているからこそなんだなって思います。
森川:そのお言葉、そのまんまお返しします(笑)。私も芽亜里がどんな感じだったのか思い出せなかったんですよ。でも、美波ちゃんと真宙くんがいて、2人と話していると「あ、この感じ、この感じ」って思うんです。
高杉:よく分かります。
森川:3人がそろうことで「賭ケグルイ」のリズムができるんだと思います。そして、真宙くんの“ポチ”ぶりは…。矢本くんがいるとめちゃくちゃ構ってほしそうにしているところは、ホントにポチそのもの。
高杉:何でしょうね、あれは(笑)。
森川:そんな姿を見ているのが楽しい(笑)。
高杉:矢本さんのことが大好きなんです!
――お二人から見て夢子役の浜辺美波さんが変わったなと思うところは?
森川:以前からかわいくて、きれいだったけど、大人の魅力というか色気が出てきて、少女から女性になってきている気がします。
高杉:僕もそう思いました。夢子を演じている時の迫力は本当にすごい。普段の浜辺さんと、賭場のステージに立った夢子を演じている浜辺さんは別人のよう。あのガラっと変わる感じが夢子らしさなのかなと思います。
森川:夢子って何を考えているのか分からない、変な間ができる時があるんですよ。「う~ん、そうですねぇ」ってフニャってなる、あのユルさにも磨きがかかったような気がします。
――映画のタイトルにちなんで“狂おしい”ほどハマっているエンタメは?
高杉:ゲームですね。次の日が撮休の時って、前日の撮影が終わると自由じゃないですか。
森川:一番自由(笑)。
高杉:その時は、家に帰って夜から朝までゲーム。そして、数時間寝て、また一日中ゲーム。
森川:狂ってますなぁ(笑)。
高杉:最近、ゲーム用のパソコンを買ったんです。スペックがゲームに特化したタイプを。それで、ずっとやっています。
森川:私はハマっているものがないんですけど強いて挙げるとしたら、ある職業のきれいな女の子や、かわいい女の子のインスタを見ること。
高杉:前も言っていましたよね。
森川:ずっと見ているの。私も狂っているね(笑)。
高杉:そうですね(笑)。
森川:なぜか見ちゃうんですよ。
――特に好きなタイプの女の子はいるんですか?
森川:自分の理想を追い求めている子。周りから何を言われても、自分がなりたい自分になるという強い意志を持った子がいいですね。
高杉:芯の通った女性ということですね。
森川:彼女たちのインスタを見ることは日課になっています。
高杉:僕にとっての“ゲーム実況”と同じですね(笑)。
取材・文=月山武桜
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