――失踪中の変装も見どころとなっていますが、変装しての撮影はいかがですか?
今回も帽子をかぶって、ひげを生やして、かつらを着けて街を歩いたんですけど、そうすると本当に誰も気付かないんですよ!
道行く人たちも撮影しているカメラを見て、「テレビの撮影やってるんだ!」って言っているのですが、そばにいる僕には全然気付かないので、これ本当に分からないんだなって。
変装ってすごいなと思いました。普段でも着けて歩いたら面白いんだろうな(笑)。
――原田さんご自身は変装されることはあるんですか?
変装していてばれたらちょっと恥ずかしい…(笑)。だからしないようにしているんだけど、“ここぞ!”って時はやりたいよね。“ここぞ!”って時がどんな時なのかは分からないけど(笑)。
――変装や走って逃げるシーンで印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
雪山のシーンだったのですが、靴が“雪を歩くための靴”だから走りにくかったな、というのは覚えています。
今回のシリーズは「本当にこれ俺がやるのかな?」というようなことが何度もあったんです。
AD(アシスタントディレクター)さんに「走ってください」って言われた斜面が尋常じゃなく急で…。「これ、あなたも降りてみたの?」って聞いたら、「雪に足跡がついちゃうので降りてません!」と言われて、「そりゃそうだわ!」って(笑)。
前作で結構きつい所を走って平気だったからって、みんな感覚が麻痺しているんですよ。前作はすごい暑い中での撮影で、今回のような雪道は初めてだったので大変でした。
今回は全4話で、前作の半分だしそんなに走らないだろうと思っていたのですが…そんなことはなかったですね。
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