アンコールはバースデーガールを祝福する意味も込めて「香帆ちゃん」コール。
それに応え、再登場は浜崎の「アンコールありがとうございます。今日はTPD平成ラストライブ、アンコールも盛り上がっていきましょう!」の掛け声から、この舞台に映えそうな楽曲「Glowing」へ。
予想通りの安定感で映像とのリンクを見せると、終盤には高嶋と浜崎が指を重ねていちゃいちゃしてるなーと思ったら、まさかの“E.T.”のイメージだったか。
これがこの日のラストソングで、歌の後は浜崎のバースデーコーナーへ。薄い膜が張られたステージからステージ下に降りて、観客の目の前に。
浜崎に「29歳説」が浮上したり、浜崎が櫻井の年齢追い越した説が出たりと、わちゃわちゃしながら「ハッピーバースデー」の合唱へ。
櫻井の声がかれてしまうというハプニングもありつつ、普段から仲良しのTPDらしく、ファンの目の前で仲むつまじいバースデー祝いが繰り広げられた。
あらためて、浜崎は22歳の抱負を「平成から令和になりますし、22歳になってすぐに『リューン』が始まるんですけど、去年出させていただいて本当に舞台・ミュージカルが好きだなって実感したので、22歳はTPDもですが、皆さんにミュージカルでの姿もたくさん見せられるように頑張っていきたいです。
東京パフォーマンスドールとしても、この大好きなメンバーで一緒に夢をつかみにいきたいなと思います。これからも応援よろしくお願いします!」と真面目な彼女らしく丁寧に語り、感謝を込めた。
その後はそれぞれソロの舞台やアニバーサリーライブ、新シングル、リリイベなどの告知を一通り行い、ダンサミVRは幕を下ろした。
前回はVRに“後押しされた感”も多少あったが、SLCを完走して一回りも二回りも大きくなったTPDは、VRに負けない輝きを放つパフォーマンスを見せてくれた。むしろ本人たちが映像を自由自在に操っているかのような存在感。
もちろんダンサミVRを今後も見てみたいのは確かだが、存在自体が光輝く彼女たちのことだから、新しい時代に入り、例えどんな舞台でライブをするとしても、ファンを満足させるものを見せてくれるはずだ。
まだライブに行ったことがないという人は、ひとまずリリースイベントでそれを確かめてほしい。
いや、まずは自分でウラを取らないといけないか。こっそりと確かめに行こう。
それより、いさきさんの喉はもう大丈夫かしら。
取材・文=蒼野星流
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