又吉直樹は生涯“アローン”なら老人ホームを希望「ちょっと巻きで入りたいです(笑)」

2019/05/03 09:00 配信

バラエティー インタビュー

又吉直樹が“アローン”(独身)について語る(C)NHK

ちょっと他人事のように感じてしまう気持ちもあります


――皆さんで結婚観についてトークしていましたが、又吉さんはこの収録で何か結婚について考えが変わった部分などはありましたか?

ないですね(笑)。でも、確認できたことは多かったです。

先輩方のお話を聞いて、「やっぱりそうだな」って、共感する部分がありました。

――又吉さんご自身は、そもそも前向きに結婚したいという気持ちなんでしょうか。

いろいろ考えることはあるんですけど、ちょっと他人事のように感じてしまう気持ちもあります。

僕は38歳という、結婚適齢期よりちょっと遅れているぐらいの年齢なので、親戚とか親からは「早く結婚しなさい」って言われるんです。

だから、社会的にはもう結婚する年齢になっているんだなということはよく分かっていて、そこに対する焦りはあります。

でも、自分がそもそも結婚に向いてるのか、結婚できるくらい精神的に成熟しているのか、結婚って我慢することが多いのかなと思ってしまったりもして。それって結婚されてる人からしたら「当たり前やんけ」ってことなのかも知れないんですけど、乗り越えられるのかなと…。考えてると分からんようになります。

ただ、なんとなくポジティブに「素敵な人を見つけて、数年後に結婚したい」って言うておかないといけないと思ってます。それはテレビ的にということではなくて、自分が実際に考えてることよりも、ちょっと前向きに言ってた方が、楽しく考えられるかなと思ってのことです。

番組では、岡村さんがめちゃくちゃリアルな意見を言ってて、それに今田さんと徳井さんは「考え過ぎやで」とか言ってましたけど、僕は「分かるな~」ってめちゃくちゃ刺さってました。

――どんな意見が刺さったんですか?

「どんどん自分の生活とかが誰かによって変更されていくっていうことに恐怖を感じる」っていうようなことをおっしゃっていて、それは共感しました。

まぁでも、たまに旅行に行った時、どっかのホテルに一人で泊まっても、全然居心地よく過ごせるんです。ていうことは、自分の家にあるものが、自分の日常にとって必要不可欠であるっていうわけではないってことですよね。

結局、別にいいんやろな、(恐怖も)錯覚なんやろうなとも思ってます。