ーーこの写真集を節目に、女優専業にシフトするそうですが、思い描いている理想の女優像は?
松田「これまで振り切った役が多かったというのもあって、普通を演じられる女優になりたいと思っています。原作ものは(役作りで)迷った時に漫画やアニメを見れば一つの答えが載っているわけで。でも、普通の人って正解がないんですよ。でも、正解はないけど、間違いはある。間違っていると、やはり全然感情移入できなくなるので。これからもたくさんの人と接していく中で、身につけていきたいです」
ーー目標の女優さんはいますか?
松田「誰かを目標にすると、成長がその人で止まってしまう気がして怖いので、作らないようにしています。もちろん、この人の目の使い方が素敵だとか、屈託のない笑顔ができるようになりたいなど、魅力を感じる女優さんはたくさんいます。そんな方たちの良いところ、上澄みを吸収して自分自身の女優像を作っていきたいですね」
ーーありがとうございました。インタビュー全編を通して自身の意見をしっかりと持った、すごく芯のある方という印象です。
松田「昔はめちゃくちゃ引っ込み思案で、自分の意見を誰にも言えないで終わることが多かったんです。でも、それってもったいないなって。もじもじして自分の意見を言えないの嫌じゃないですか。貪欲なので、これから女優の仕事をいただけたら何でも挑戦したい。全力でやらせていただきます。私、きっと結婚したら旦那を尻に敷くタイプかも。それはもう自分でも分かっています(笑)」
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