衣装やシチュエーションもいろいろとアイデアを出した。
「5つのシチュエーションをやりましたが、1つのストーリーに見えて一人一人違う人間でありたいなと。
自分の家にある僕の私服は9割9分黒なんですけど、黒い服を全部持ってきて撮ったり。
赤いスーツを着たものは、バーで飲んでいる大人なシチュエーション。
着物は渋谷の交差点で撮らせてもらって、喧噪の中で人にまみれ、柄シャツにまみれた着物で撮りたかった。
自分の中でいろいろ組み立ててやりました。先月までの出来うる自分を全部詰め込んだ感じです。
撮影は2日で、正直バタバタでした」と考え尽くした作品の内容を一つ一つ説明した。
撮影場所もさまざまに検討したようで、「海外に行きたい気持ちもあったんですけど、どこに行くか決められなくて。自分の中でいちばん残したいものはどこかって考えたらやっぱり日本だった」とか。
お気に入りのページを問われると、髪型も違えていろんな人物を演じている写真が集合しているページをピックアップ。
「このページは、絶対にやりたかった。仕事の中で一番やりたいのはお芝居なので、いろんな人間になるという意味で、いろんな髪型に挑戦してみました。なるべく全員違う顔になりたいなと思って。
今まででこういうことをやった人はいないのかなと。自分としてもお気に入りだし、母上やスタッフとか見せた人にも評判がいいですね」とイチオシのページをアピール。
そのページは、写真集を見てもらったルパパトの共演者にも好評だったそう。「いろんな髪型に挑戦したカットを面白がってくれて、笑ってくれるページもあったり。お尻を出してる写真もあるんですけど、そこも『いいね』『かっこいいね』って言ってくれたんで、ホッとしましたね」と笑顔で語った。
あらためてルパパトという作品について「ひと言では難しいですが、放送が終わって、後楽園でのショーや感謝を伝えるファイナルライブツアーを含めて、すごく皆さんから愛をもらいました。
僕たちもすごい熱量でやらせてもらって、伝説的な作品だったのかなあって思うし、自分にとっては、役者、表現者として生きていく以上に、人間として生きていくうえでとても大切な作品になりました」と振り返った。
そのツアーも終わった今、「終わって1週間。週末に地方にいないことがさみしくもあり、無事終えることができてホッとしているところもあり、仲間というか戦友に今週はもう会えないというさみしさもある。ふわふわした感じです」とちょっとしたロスを感じている様子だった。
最後に、写真集第2弾について「今回はわがままを言っちゃたんで、次は何も決めずにどこか旅に出て 一日、日帰りでもいいし、数日間を一冊にするみたいな、ゆる~い感じでやりたいと思ってます。いつになるか分からないけど、出来るように頑張ります」と述べて締めくくった。
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