平成最後の「NAONのYAON」初出演の島谷ひとみ、寺田恵子は「母なる大地」

2019/04/29 08:00 配信

音楽

【写真を見る】対談インタビューの様子。実は似た者同士?な二人(C)高橋慶佑


ーー主催者の寺田さん、初主演の島谷さんは前回イベントの打ち合わせで初対面し、今回のインタビューが2回目だそうですね。それぞれの印象を聞かせてください。

寺田「もちろんアーティストとして知っていて、綺麗な美しい声で歌も上手いし、可愛いし綺麗だし。私、歌が上手い人が好きなんで。音楽番組も少なくなって、ロック系がそもそもテレビに出なくなっているので、接点がなかったという」

島谷「私は寺田さんって、雲の上の存在というか。どこに行ったら会えるのかなっていうか、実在するのかなって思ってました(笑)」

ーー実際にお会いして印象は変わりました?

寺田「えっとね、すっげーサバサバしてる(笑)。自分と違う世界で生きている人ってやっぱいるじゃないですか。でも、意外とサバサバしていて自分と近いかなって」

島谷「私はお会いするまで、緊張感たっぷりの方と思っていたんですけど、お会いしたらすごく優しく声をかけてくださって。みんなを笑わせていて、すごく優しく接してくださる。あとはその変わらない美貌に驚きました」

寺田「美貌。おおお(笑)」

島谷「スタイル抜群ですし。ステージじゃないところでもカッコいいんですよね。ああ、これが女性が慕う女性だなって。本物と言う印象でした」

寺田「ベタ褒めだね。申し訳ない(笑)」

島谷ひとみ(C)高橋慶佑


ーーともにボーカリストと言うことで、ジャンルは違えどボーカリストとしての印象は?

島谷「普通、声って親からもらったものじゃないですか。そこから人生の経験や感覚を経て、音楽の波に乗る。でも、寺田さんの声はもう種類が違う。しゃべっている時はこんなにハスキーなのに、歌うと果てしなく出るじゃないですか?」

寺田「自分ではハスキーだと思ったことなくて。綺麗な声でしゃべっているつもりでいたんだけど、ラジオやレコーディングで自分の声聞いてびっくりしたんですよ。こんなにおっさんみたいな声しているのかって(大爆笑)。元々はソプラノなんで、酒焼けです。はい、すみません」

島谷「ソプラノだったんですね」

寺田「昔から綺麗な声が羨ましくてね。例えば、デートするじゃないですか。お化け屋敷入ります。普通だったらキャッ!って言うじゃないですか。男もオシオシってなるじゃないですか。でも私、グオアッって、しかも手が出てしまうので(笑)。綺麗な声を維持するのって大変なこと。声帯も年を取っていくので。すごくケアしているだろうなって」

島谷「(笑)。寺田さんはケアされていますか?」

寺田「私? ええーっとね、時々病院で診てもらう(笑)」

島谷「(大爆笑)」

寺田「ロック系なんで枯れてる方が良かったりする事もあるし。だからお酒とタバコはやめない、って決めてる」

島谷「歳を取っていくことって、女の人にはすごくナーバスだったりしますよね。例えば、シワが〜とか、体力が〜とか。でも、歌に関しては唯一、年齢を重ねれば重ねるほど、経験が積まれていくので周りが言うほどネガティブに思ってないんですよね。そういえば、私子供の時声がハスキーだったんですよ」

寺田「私と逆だ」

島谷「しゃべる声は今でもシャリシャリしているんですけど。なので、歌手になって、ハイトーンやクリアーな声、と言われてもピンと来ないんです」

寺田「綺麗だよ、声」

島谷「いやー、カッサカサですよ!」

寺田「全然、全然! カッサカサの女の前で言うことじゃないと思うよ(笑)」

島谷・寺田「(大爆笑)」