──稽古を通じて、メンバーの中で初対面から印象が変わった人はいますか？
KIMERU：(西武西武園線役・)馬場良馬かな。ずっと前からの知り合いで、ニコ生とかで仕事したことはあるんだけど、ガッツリお芝居で共演するっていうのは今回が初めてで。普段の仕事はいい意味で適当というか、リラックスしていて力が抜けている状態のときが多いんだけど(笑)、稽古場では西武有楽町線役の子役の面倒を率先して見てくれたり、僕の演技にもちゃんと意見をくれたりして、頼れる存在。自分のことで精一杯の(西武秩父線役・)滝口幸広とは大違い！(笑)
橋本汰斗：滝口さんはマイペースですよね(笑)。馬場くんはめちゃくちゃ大人！
KIMERU：そう、一番大人。他にもたくさん大人がいるのに、ストレッチしているだけの(西武秩父線役・)森山栄治とか何やってるの？って(笑)。でもがっつりお芝居で絡めるのは久しぶりだから、そこは楽しみ。
橋本：共演が初めてなのが、滝口さんと(西武狭山線役・)岩城直弥くんで。芝居で絡めるのは二人とも楽しみだけど、意外性っていうと僕も馬場くんかも。ずっと前からの知り合いで、当時は若かったのもあるけど、もっとやんちゃなイメージがあったんです。でも、今は本当に落ち着いて(笑)。
──西武線をテーマにした作品を演じるにあたって、楽しみにしていることはありますか？
KIMERU：西武線はたくさんの歴史があって、今回入り切らなかったエピソードもたくさんあって、それが今後できたらいいなって思います。今回やって先生の中で西武のイメージも変わると思うので、また続きを描いてもらえたらうれしいですよね。あと、全員でどっか行きたいよね！
橋本：そうですね。どこ行きましょうか？
KIMERU：所沢はもちろんだけど、みんなの路線に乗ってみたい！
橋本：俺は普段の交通手段がバイクなので、西武新宿線とか西武池袋線とかメジャーな路線しか知らなくて。この作品に出てから、西武線ってこんなにたくさん路線があるんだなって思いました。西武新宿線から接続してる多摩湖方面(西武多摩湖線)とか、いろいろ乗ってみたいですね。
取材・写真：岩永聡美
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