知のアスリート・林修の頭の中がわかった!「対比の中から違いを見いだす」に視聴者喝采<初耳学>

2019/05/08 15:00 配信

バラエティー

林修と“初耳コンシェルジュ”役の大政絢

博識ぶりで知られる人気予備校講師・林修。5月5日放送の「林修の初耳学」では、そんな林の“答えの導き出し方”が垣間見えるやりとりが話題を呼んだ。

“知ってた”ボタンを押したものの…


この日はゴールデンウイーク終盤ということもあり、番組ではホテル・旅館業界で注目を集める女性経営者たちを紹介。その後、出題されたのが“旅館の備品”に関する初耳学だった。

問題は「旅館の部屋に置かれている座椅子の座面に穴が開いている理由は?」というもの。林がその答えを知っていた場合は“知ってた”ボタンを押してうんちくを披露し、知らなければ“初耳学”に認定される、というのが番組のルール。

この問題に、首をひねりながらも“知ってた”ボタンを押した林。「あの穴に仲居さんが手を入れて、いくつも重ねて運んでいる姿が浮かんだんです。あの部分がなくなった分、軽くなるし運びやすくなるし、いいことだらけ…っていうのが、穴がある理由」と絞り出した。

だが実は、この答えでは不十分。初耳コンシェルジュの大政絢は林の回答を聞き、「…それと?」「(答えが)足りてないです」と厳しく追及した。林先生、ピンチ!

しかし、ここからが知のアスリート・林の真骨頂。林は「(座椅子の)穴が開いているときと開いてないときの両方を想定し、その対比の中から違いを見いだすというのが基本的なものの考え方なんです」と誰にともなく“林修流・答えの導き出し方”をレクチャー。

そして「穴がないと座布団がすべる…穴があるとあの穴に直接重みがかかって、座布団と畳との間で摩擦係数が上がるんです。つまり、座布団がすべりにくくなるから、座ったときにツルンといかなくて…そういうメリットもある!」と答えを導き出し、大政から「林先生、その答え…お見事です!」と称えられると「ほらね」と笑顔をのぞかせた。