堀井新太「僕にとって未知の世界でした」膨大なせりふ量のワンシチュエーションドラマに挑む

瀧川さんは、本当に追い込むのが好きなようです

――現場の雰囲気はどうでしたか？

とってもすてきな現場でした！　みんなで試行錯誤しながら、良いものを作ろうという気持ちがにじみ出ていて、現場にいるのが楽しかったです。これは主演の瀧川英次さんが雰囲気作りをしてくださっていたおかげだと思います。

――瀧川さんとの共演されてみていかがでしたか？

ここまでしっかりと共演させていただいたのは初めてだったのでした。

プロ意識が高いのもあると思うのですが、本当に追い込むのが好きなようです。撮影が休みの日も、撮影をしているビルにある簡易ホテルに泊まって1人でせりふを覚えていたり、カラオケにこもってずっと練習していたりしています。

でも、それぐらいしないとこの作品はできないと思います。それを楽しそうに話している瀧川さんを見ると、すごい人だと思うと同時に、ちょっとMなのかなと…(笑)。

――明石幸男は独特なキャラクターですよね。

僕が演じた早乙女は、最初明石のことを尊敬しているんです。「この人だったら、僕の分からなかったことを解明してくれそう！」という感じで。

でも、だいぶ変わっていますよね。あれだけ推理オタクなのも珍しいですし、友達いるのかなと思ってしまいました。

明石さん、推理しているときは白目になっていました。ちょっと怖かったです…。僕は一般人の目線で、口をポカンとしていると思います(笑)。