橋田壽賀子ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)の新作が、2019年に放送されることが決定した。
平成2年の1990年にスタートした“渡鬼”は、連続シリーズ終了後も多くのファンに愛され、誕生から30年がたとうとしている現在も単発番組として放送が続く国民的ホームドラマ。令和元年の最新話は、通算511回目となる。
橋田と同じく大正生まれの石井ふく子プロデューサーは、同作の歴史を振り返り「平成2年に始まった『渡る世間は鬼ばかり』を通じて、視聴者の皆さんと一緒に平成時代を歩み続けることができたことは幸せで光栄なことでした」とコメント。
また、時代の移り変わりに関して、「一方でこの30年間で社会は大きく変化して人々は豊かになりましたが、家庭の在り方も変わり、家族がバラバラになってしまうのではないかと案じることもありました」と、家族劇の名手ならでは思いも明かした。
「まだまだやることはいっぱいある」とエネルギッシュに語る石井プロデューサーは、最後に視聴者に向けて「橋田さんとも相談しながら、それでも変わらない家族の絆を描いていきます。新時代を迎えるにふさわしいドラマをお届けしたいと思います。どうぞお楽しみに」とメッセージを送った。
放送時期など、詳細は追って発表される。
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