誕生日前日の11日は地元・福岡のヤフオクドームで「福岡ソフトバンクホークス×千葉ロッテマリーンズ」の始球式に登場。119キロの直球を投げ込み、観客の歓声を浴びた。
高校まで11年にわたって野球を続けてきて学んだことが「自分の人生の基盤」だと言い「野球にしても、作品を作るということにしても、組織の中にいろんな人がいて、その中で自分が何をできるか? 何をやるべきか? 一つの目標に向かっていくアプローチ、プロセスが(野球も作品づくりも)一緒だと気付けたことが一番の成長だと思います」と語る。
2018年1年間を「激動の1年でした。生活スタイルも変わったし、野球をやっているときとは体もすごく変わりました。刺激や新鮮なものがたくさんあり、簡単に言えば忙しい、仕事がではなく、感情、感じているものが忙しかった」と振り返る。
役者としての今後について「唯一無二の役者になりたい。自分にしか表現できないことを増やして、おじいちゃんになっても『岡田健史が見たい』と言ってもらえる役者になりたい」と力強く目標を語る。
今後挑戦してみたい役柄については「カーアクションやガンアクションなど、男の子なら誰しもがあこがれることはやってみたい」と言う一方で「30代、40代、50代になったときにいい演技ができるように、今はいただいた役を全力で生きて、その中で自分がどう見えるか? どんな役割を果たせて、何ができなかったのか? など自分を知る期間にしたい」と冷静に先を見据えた。
また、プライベートでは「ピアノをやってみたい」とも語り「学生の頃からの男友達がピアノが上手で、それを見て格好良いなと尊敬していたんです。最近、ピアノの曲も聴き始めていて、ジャズピアノとかも弾けるようになれたらいいなと思います」と明かした。
イベント当日は「母の日」だったが「昨日、福岡に帰って始球式をやらせていただいて、そのときのユニフォームをプレゼントして、実家で母には20歳になっての区切りの思いというか『これからもよろしく』ということを伝えました」と語る。
6月12日(水)には1st写真集「鼓動」が発売。「写真というのもそのとき、その瞬間、そのスタッフさんとの時間でしか撮れないものだと思います。心身共に成長著しい10代の最後にこうして写真が残せたことに価値があると思います」と喜びの声を聞かせた。
既に発売前から重版がかかるほどの話題を呼んでいるが「ありがたいです。スタッフさんの思いを考えると、どんどん伸びていくことが大切かもしれないけど、僕自身は写真集を作ることができただけで満足、幸せですので、あとは流れに身を任せていきたいです」と謙虚に語った岡田。
7月19日(金)には、FBS福岡放送開局50周年記念スペシャルドラマ「博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?」で初主演を務めることも決定している。
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