――本作の魅力について、あらためてお願いします。
竜星:水商売というフレーズだけを聞いたら、どうしてもネガティブなイメージを持つ人もいると思うんですけど、この作品はそれを打ち砕くものがあると僕は思っています。
どの仕事でもちゃんとプロはいて、生徒たちはそういう素晴らしい人たちから、本当の学校では教えてもらえないような大事なことを学んでいく。
僕自身も学べますし、水商売をやっている人たちもプロなので、僕自身もイメージが変わったところはありますね。
それでもやっぱりこの作品は学園ドラマだと思っているので、見終わったときに「自分も水商売をやってみたいな」とか…将来ホストやキャバクラ嬢になりたい、と思う人が出てきてくれたら、この作品の成功と言えるんじゃないでしょうか。
松井:生徒たちがみんないろんな壁にぶつかりながら、それをどう乗り越えていくのか、という学園ドラマの軸はすごくしっかりしていると思います。その舞台がたまたま水商売を学ぶ学校ということです。
みんなが一流になるために、いろんなことを学びながら、壁にぶつかって、先生と一緒に乗り越えていく。生徒たちが自分たちの夢に向かってどう進んだらいいのか、レールから外れそうになったらどういうふうに自分なりの道を進むべきなのか、ということを学んでいくお話だと思いました。
私自身も台本を読んだときに、すごく面白いしすてきだし、自分の力にもなる作品だな、と感じたので。作品を見てくださる人にも、私たちが感じたようなことが伝わっていたらいいな、と思っています。
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