芳根京子、“オモコー”や朝ドラ主演を経て意識に変化「私自身今後が楽しみです」<Interview>

2019/05/15 07:05 配信

映画 インタビュー

女優デビュー作は「ラスト♡シンデレラ」だった撮影=永田正雄


私にはこういう一面もあるんだぞ、というのを見ていただきたい


――土屋太鳳さんとのW主演映画「累 -かさね-」(2018年)、「散り椿」(2018年)で日本アカデミー賞の新人俳優賞に、主演ドラマ「チャンネルはそのまま!」(2019年)では世界190カ国以上にNetflixグローバル配信で世界へ。女優デビューから6年になりますが、現在女優・芳根京子としての手応えは?

最初は女優だってずっと続けられるか分からない、という気持ちでやってきて、20歳と22歳が一つの区切りかなと思っていました。

その年齢を迎えた時に自分がどこにいるかによってこの仕事を今後も続けるかどうか決めよう、ってマネージャーさんと話していて…。

19歳のときに「べっぴんさん」で主演をさせてもらって、その前に「表参道高校―」で主演させてもらって、それらを経て意識が変わりました。

この2作品で主演することができたことによって20歳の自分の目標ラインは達成できたのかなと。

今年22歳になり、同級生のみんなが新社会人として働き始めたタイミングで、今度は日本アカデミー賞の新人賞を頂けて、私もやっと映画の世界に入れていただけたなと感じました。

友達と同じように新人として再びスタートラインに立ち、22歳からまた新たに女優としての人生が始まるんだなと。

公開的には「居眠り磐音」が22歳になって1本目の作品になるので、私にはこういう一面もあるんだぞ、というのを見ていただきたいですし、それこそ「チャンネルはそのまま!」のようにコメディーっぽい面もありますし。そういういろいろな姿をここ1、2年で特にお見せできているのかなって思います。

自分でも思った以上にこれまでいろいろな経験をさせてもらっているので、すごくうれしいですし、私自身今後が楽しみだなと思っています。

これからどういう役に出会えるのかとか、どういう壁に立ち向かうのかなという怖さもありますが、それ以上にワクワクしています。

癒やし系フェイスの芳根京子撮影=永田正雄


――最後にちょっとユルめの質問を。「居眠り磐音」というタイトルにちなんで、“居眠り芳根”になる瞬間は?

そうきましたか(笑)。どちらかといえば、私はどこでもコテンって寝られちゃうタイプなので、居眠りは移動中にすることが多いですね(笑)。

先日も舞台で高知に行っていたのですが、離陸の瞬間を覚えていないくらいすぐに寝ていました! 

どこでもすぐに寝られるんですけど、その分起きようと思ってもなかなか起きないので…着陸の音が離陸の音だと勘違いしたことも(笑)。

離陸したのかなと思ったら「あれ? もう羽田に着いた?」とか、これから1時間寝るぞー!と思った矢先に「あれ? もう着いた」ってことも多々あるので、睡眠に関しては困りません。

取材・文=蒼野星流

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