5月29日(水)にニューシングル「頭の中のフィルム」をリリースするボイメンことBOYS AND MEN。メンバーインタビューラストは、吉原雅斗、水野勝、田村侑久の3名!新曲への思いや、頭の中のフィルムに残っている"思い出"にまつわる話を聞いた。
――シングルタイトルにかけて、「思い出」についてお聞きします。では、覚えている中で一番古い記憶は何でしょう?
田村「2歳くらいのときに、家族みんなで集合写真を撮ったんです。抱っこされて、道路のほうを指差してるんですよ。なんで指を指していたのかは覚えていないけど、そのときの記憶があります」
水野「俺も2歳くらいかも。ビニールプールで遊んでいて、おばあちゃんに『こっち向いて~』って言われてカメラを見たのを覚えています」
吉原「一番古いかわかんないですけど、『名探偵コナン』を見ていて、犯人のシルエットがすっごい怖かった覚えがあります。保育園くらいかな」
――ちなみに、みなさんどんな子どもでしたか?
水野「何歳かによって変わりますね。幼稚園の時はイケイケで、小学校低学年の時は恥ずかしがりでよく泣いてる子でした。ケンカしても勝てなくて、悔しくて泣いてましたね」
田村「かわいい~~~!」
水野「だんだんアクティブになって、中2、中3くらいからはもう今の感じです」
吉原「僕は木登りが好きでした」
田村「お前、木登りむっちゃ早そう(笑)」
吉原「この木はどうやったら登れるかなっていつも考えてました。『どうやって登るの~?』って登ってこれない子を見て優越感に浸るっていう(笑)。母も僕を探すときは下じゃなくて上を見て探していたらしいです」
――今も高いところは好きなんですか?
吉原「苦手ではないですね。ただ、外に出るより家にいたい......」
田村「やっぱり反動ってあるんだね」
吉原「昔は本当にアクティブで、家がつまんないっていうタイプだったんですけど、今はもう家が大っ好き。ゲームがしていたい。今、3日間東京でしょ。行く前から帰りたかったもん(笑)」
田村「僕もアクティブマンでしたね。実家の周りは森が広がってて、近くに崖があるんですけど」
吉原「森?崖!?」
田村「そう、崖の上のタム。で、小学校時代はひたすらその崖に横から穴を掘って、いつか宝物が出てくるって信じてました。見つからなかったけど(笑)。木の上にロープをつけて、ターザンみたいに遊んでましたね。そんな青春時代でした!」
――3人の共通の思い出はありますか?
田村「昔はよくホームパーティーをやってて。(水野)勝とかゆーちゃむ(小林豊)とかは来てくれてたよね」
水野「(田村の)親戚やいとこの子どもたちも一緒に、20人くらい?」
田村「ゆーちゃむがごはん作ってくれてね。最近は全然できてないけど」
水野「僕と吉原は、ちょいちょい旅行行ったりしてます。どこ行ったっけ?」
吉原「広島」
水野「そうそう、広島にいとこがいて、そいつが(吉原と)同い年なんですけど、めっちゃ仲よくなって。流川っていう居酒屋街で飲んだり」
吉原「タムちゃんもツアーか何かで会ったことあるよ。俺のTシャツをがっつり着てライブ見に来てくれたことある(笑)」
田村「2人で広島で何してたの?」
水野「え、普通にパトロールしてた(笑)。安全かなって」
田村「フゥ~、カッコイ~♪」
――他にもメンバーとの思い出はありますか?
田村「よしぴ(吉原)と本ちゃん(本田剛文)と、うちの次男(兄)とオンラインでチャット電話しながらゲームしたね」
吉原「ただ僕が圧倒的にレベルが高かったんで、僕のワンマンチームみたいな感じだったんですよ」
水野「(田村の)お兄ちゃんもいるから気まずいね(笑)」
吉原「そう、お兄ちゃんも始めたてであんまり強くなくて(笑)。本当はあまりやりたくなかったんですけど」
田村「おうおうおう?」
吉原「オンラインゲームって、友達になった人は『〇〇がプレイしています』っていうのが表示されてわかるんです。それで僕がやっていることがバレて。めちゃくちゃ連絡が来て、案の定付き合わされるっていう(笑)」
田村「楽しかったね~♪」
――お仕事面で、共通の思い出というか印象的なものはありますか?
水野「最近で言ったらやっぱりナゴヤドーム公演ですね。目指すものの頂点にあったので」
田村「確かにね。楽しかったしね」
水野「地元でやれたっていうのもそうですし、ファンの方はもちろん、仕事がないときから支援してくれたような、地元の企業さんだとか、結成当初からお世話になっていた方々にも見てもらえたので」
田村「勝くんが言った通り、家族や友達、今までずっと応援してきてくれた人たちが『応援してきてよかった、ここまでよくがんばったね』って言ってくれたのがうれしかったですね。それが僕たちにできる恩返しだと思ってたので」
吉原「僕は名古屋生まれ名古屋育ちなので、物心ついたときからナゴヤドームはすごいところだっていう印象がありました。野球もやっていたので、ドラゴンズの試合もよく見に行っていましたし。だからこそ、その凄みっていうのも理解していたつもりだったんですけど、いざプレイヤーとして立つと全然違う景色が広がっていて、感銘を受けましたね。1回立つのも大変ですけど、立ち続けることがもっと難しく意味のあることだと思うので、あそこに立ち続けられるグループになりたいです」
――デビュー当時からの目標も達成し、ちょうど2020年で10周年ですが、今後はどういった活動をしていきたいですか?
水野「今年はツアーもやります。誠の新曲と全国ツアーも控えていたり、YanKee5のほうはそれぞれバラエティに出たりとかもしているので、さらに個々の認知度を上げていきたいなと。ただカッコよくて歌って踊れるだけだと他にもいろいろなグループがいるし、僕らが次の段階に行くターニングポイントが今回のアリーナツアーだと思っています。楽しみにしていてください!」
文=小林麻美 撮影=後藤利江
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