“ガンプラの箱絵”が会場を埋め尽くす!「開田裕治の機動戦士ガンダムギャラリー」開催

2019/05/16 14:21 配信

アニメ

2019年5月17日(金)より、東京・池袋のパルコミュージアムで「開田裕治の機動戦士ガンダムギャラリー」開催!(c)創通・サンライズ

この春、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」(NHK総合)の地上波放送も始まり、依然として熱烈な支持を集めているアニメ「機動戦士ガンダム」シリーズ。アニメ本編と共に高い人気を誇るのが、“ガンプラ”と呼ばれるプラモデルシリーズだ。そんなガンプラのボックスアートを手掛けるイラストレーター・開田裕治氏が、2019年に画業40周年を迎えた。これを記念して、5月17日(金)~6/3日(月)、東京・池袋のパルコミュージアムで「開田裕治の機動戦士ガンダムギャラリー」が開催される。

セル画でつくられる二次元のアニメ世界を、三次元の現実に呼び起こし、プラモデル作りのイメージをかき立てる橋渡しの役目を果たす“ガンプラの箱絵”。本展は、多くのファンを魅了するガンプラの箱絵を黎明期から描き続けてきた開田裕治氏の絵の魅力を存分に表現するべく企画された展覧会だ。

会場には、“ファーストガンダム”こと「機動戦士ガンダム」(1979~1980年テレビ朝日系)から「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」(2015~2016年TBS系)までの原画が登場。①「GUNDAM」:「機動戦士ガンダム」から「新機動戦記ガンダムW」(1995~1996年テレビ朝日系)までのガンプラ箱絵のアナログ原画展示、②「Mobile Suit」:ガンプラ箱絵のモビルスーツシリーズの原画展示、③「武者頑駄無」:プラモデルシリーズ「SDガンダム BB戦士」のガンプラ箱絵のモビルスーツシリーズの原画展示、④「Digital」:プラモデルの箱絵以外の作品を中心に最新カラー商品化作品を展示…の4つのテーマで、開田氏自らが選んだ全70点以上の原画やデジタル作品が展示される。中には、実物のガンプラボックスと原画とを見比べることができる展示や、開田氏がボックスアートを手掛けたガンプラの箱を積み上げた壮観なタワーも登場するほか、未発表の処女作「クワジン」など初公開作品も多数登場予定。“工業製品”であり“兵器”であるモビルスーツが、戦争という状況の下で活躍するというドラマ性とともに描かれた作品群は、時代を超えた感動をもたらしてくれるはずだ。

さらに会場では、複製原画やオリジナルグッズ、関連商品などを販売。また、会期中の土・日曜には開田氏が来場し、トークショーやサイン会などが開催される。「機動戦士ガンダム」シリーズも40周年を迎える2019年、その歴史の象徴の一つである“ガンプラの箱絵”を描いてきた開田裕治氏の、唯一無二の作品世界を体感できるチャンスだ。