――本番を終えて、手応えは?
自分の中では、まず止まらずに最後までいけたというのが、よく決まったなと。練習では全然ダメで、リハでも止まっちゃいましたから。とりあえず本番は止まらずにできたというのは、自信になりました(笑)。本番はわりと強いんです。
――そして、志らくさんといえば何と言っても俳句。2018年3月に本格参戦し、ここまで「才能アリ」3回、「1ランク昇格」4回、「1ランク降格」2回など存在感を発揮されています。毎回渾身(こんしん)の一句を詠むのは苦労も多そうですが…。
俳句は毎回、〆切までずっと考えてます。仕事の合間にも季語辞典を見ながらいろんな句を詠んでみたり、夜中にパッと起きて思いついたりすることもある。句をひねるのにかける時間たるや…こんなに時間をかける番組は他にないですね。
――これまでの俳句歴は?
俳句はアマチュアでずっとやっていたんです。10年くらい前から、映画監督や役者仲間を集めて月に1度の句会を。俳句はその時が初めてだったんだけど、落語家は言葉を扱う仕事だから宗匠になってくれって他の監督から言われて。
でもその句会には俳句のプロがいないので、誰も直せない。私が直すぐらいなものだから。「プレバト!!」に出るようになって夏井いつき先生にアドバイスを頂いて、俳句ってこういう作り方なんだなってのが分かって。これまでも好きでやっていたけど、より集中するようになりましたね。
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