King & Princeの永瀬廉が初主演する映画「うちの執事が言うことには」が5月17日(金)に公開。同作で、永瀬演じる主人公・花頴(かえい)が当主を務める名門・烏丸(からすま)家で働くハウスキーパー代理・雪倉峻(ゆきくら・しゅん)を演じるのが、ドラマ「3年A組‐今から皆さんは、人質です-」(2019年、日本テレビ系)などの出演で話題を集めた神尾楓珠。映画の撮影秘話や役どころのほか、自身の家族との関係性などたっぷり明かしてくれました。
――今回演じられた峻は、烏丸家で働く母親・叶絵(原日出子)の代理として、烏丸家で働くことになりました。峻をどういう人物だと思われましたか?
峻は本当に普通の子で。急に放り出されて上級階級に紛れてしまったという感じ(笑)。最近の若者らしく、世の中に対して頑張りすぎなくてもいいやと思っている雰囲気を出そうとしました。そのイメージを崩さないように、現場に入ってからも、花穎演じる(永瀬)廉と、衣更月演じる(清原)翔くんの関係性を邪魔しないように心掛けました。全体を通して黒子に徹した感じです。
――表裏もない普通の男の子という印象ですね。
僕が今まで演じてきた役はみんなどこか闇を抱えていたり、そんなに明るくないバックボーンがあったりしていたんですよ。なので僕が話すと、普通のセリフなのにどこか引っかかりができちゃって(笑)。この人何かあるんじゃないの?と思われないように、声のトーンや表情を明るくしたり、無邪気さを演出するため身振り手振りを大きめにするなど気をつけました。
――峻はハウスキーパー代理という役職で烏丸家で働いていましたが、掃除は得意ですか?
それが全くできないんですよ。部屋は散らかってはいないですが、洋服をたたむのが苦手で…。部屋に洋服の山ができています。毎回、そこの一番上にある服を取ってきている感じ。僕は基本、黒い服しか着ないので何を着てもあまり変わらないんです(笑)。
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