相葉裕樹が語る声優の魅力!海外ドラマ初挑戦の「S.W.A.T.」では試行錯誤の連続

2019/05/20 18:00 配信

ドラマ インタビュー

「S.W.A.T.」でジム・ストリートの日本語吹替版声優を務める相葉裕樹

TVドラマ「クリミナル・マインド」のデレク・モーガン役で知られるシェマー・ムーアが演じるホンドー率いるロサンゼルス市警察所属の特殊武装戦術部隊の活躍を描いたポリス・アクション大作「S.W.A.T.」。6月28日(金)よりスーパー!ドラマTVでシーズン2が独占日本初放送される。放送に先駆け、シーズン1でホンドーよりS.W.A.T.から外すと告げられ、チームを去ったジム・ストリートの日本語吹替版声優・相葉裕樹にインタビューを敢行。作品や声の仕事の魅力などについて聞いた。

――声を担当されているジム・ストリートの魅力を教えてください。

「本当に無鉄砲で向こう見ずなキャラクターである一方、ポテンシャルの高い、才能のある人だなと思います。初登場シーンでは、かなり横柄な態度を取っていたりしましたけど、そこからS.W.A.T.チームのみんなと何とかうまくやっていたんです。しかし、彼の軽率な行動が原因でシーズン1の最終話ではチームを外されてしまって...。先を見ずに行動してしまうタイプなのですが、どこか人間としてのかわいげがあるというか、愛嬌があるところが魅力ですね」

――役作りで意識したことはありますか?

「海外ドラマに声を当てること自体、本作が初めてだったので、すごく試行錯誤を繰り返しています。最初は僕の声質が果たしてジムを演じている俳優さんにハマるのかと、すごく不安でした。アフレコスタジオには、すごいスキルを持った先輩方が集結されているので、現場で学ぶことが本当に多いですね。演技をする上での基本的な呼吸感だったり、声色だったり、役作りというよりはアフレコ現場で今、起こっていることに集中して演じています」

――相葉さんにとっての声の仕事の魅力は何ですか?

「声の演技なら国境や性別、年齢も超えることが可能じゃないですか。そういう面で本当に魅力的な仕事だなと思います。そして、自分自身の姿が映らなくていいという(笑)。歳を重ねても、相応の声が出せれば少年役だって演じることもできますし」

――最後に、ファンの方たちへメッセージをお願いします。

「まだ『S.W.A.T.』をご覧になったことがない方は、シーズン2放送直前にオンエアされる『シーズン1全話集中放送』をご覧になっていただき、S.W.A.T.隊員から外されたジムがどのように変化して成長していくのか、引き続きストーリーを追っていただけたらと思います。そして、シーズン1をご覧になってくださっていた方は、個性豊かなキャラクターたちによる物語がどのように展開していくのか、派手なアクションも引き続きありますので、シーズン2も追い続けていただけたらうれしいです」

文=中村実香 撮影=永田正雄 スタイリスト=小田優士 ヘアメイク=福岡亜樹

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