崎山つばさ「“令和”は僕が時代を引っ張っていけるように」

2019/05/24 17:30 配信

芸能一般

舞台「LOOSER~失い続けてしまうアルバム~」主演の崎山つばさ撮影=星野耕作


――歴史を扱う作品にもよく出演されていますが、学生時代は歴史を好きでした?

「特に好き嫌いはなかったですが、やっぱり戦国時代は面白かった記憶があります。でも詳しくなったのは演じるようになってから。調べていくにつれて面白くなってハマった感じです。知らないことを知るって楽しいですよね。僕たちの舞台をきっかけに歴史に興味を持ってくださる方もいて、うれしいなと感じています。そういう輪が広がっていってほしいです」

――今回演じるシゲはタイムスリップしてしまいますが、崎山さんはタイムスリップするならどの時代に行きたいですか?

「う~ん、部活で野球をしていた時が楽しかったから中学生かな? 当時は先輩が厳しくて、最後の片づけでグランドにボールが残っていたらその数だけグランドを走らせられる“罰ラン”があったんですが、それさえも懐かしいかも(笑)。何も考えずに野球に打ち込めるって楽しかった。いい思い出です」

――シゲのように過去の色んな時代にいけるとしたら?

「これは思い切って縄文時代! 火をおこして人気者になりたいです。マンモスと戦うのは怖いですが、狩りをしたりする自給給自足も楽しそうかな~と。そのときにあるもので手際よく料理をしたりして(笑)。なんか面白そうじゃないですか?」

――料理は結構するんですか?

「ザ男飯という感じですが、何でもつくりますよ。この間までドラマ『広告会社、男子寮のおかずくん』(2019年TVK系)に出ていたので、そこで学んだことを再現したりして。教わったものが家で上手くできるとテンションが上がります。料理は気分転換にピッタリです」

――ついに令和がスタートしましたが、令和にかける思いを教えてください。

「平成という時代は災害とかいろいろありましたが、僕にとってはすごくいい時代でした。じつは僕、平成元年生まれで…。平成とともに育ってきたというのがあるので、令和は僕が時代を引っ張っていけるような役者ないし人間になれたらと思っています。それは日本のみならず、中国などのアジアを含めた世界各国で。『刀剣乱舞』の公演で中国やフランスに行ったんですが、実際にお客さんの前でパフォーマンスができすごく楽しかったんですよ。みなさんが喜んでくれる姿を自分の目と耳で感じることができたのはすごくいい経験で。なので、これからもそういう色んな方と触れ合える機会を増やしていきたいです」

取材・文=玉置晴子

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