前回のアフレコで「少年役をやりたい」と言ったことが、こんなに早く実現するとは思っていませんでした。
年齢も性別も違う役を演じることがこんなに難しいとは!ただ、私自身もうすぐ2歳になる息子がいて、今まさに“イヤイヤ期”真っ只中。今回登場する少年は、おもちゃを買ってほしくて駄々をこね、親の顔色を見て泣きわめくのですが、わが子にも相通じるところがあったので、少年の目線に立ち、演じることができました。
スーパーの床で子供に“ギャン泣き”されるような場面も、私自身、何度も味わっているので、今回演じたお母さんの気持ちも、もちろんよく分かります!本当は怒鳴りたくても周りの目があるため優しいお母さんを演じざるを得ない気持ちも痛いほど分かる内容でした。
そして、前回も演じたおばあちゃん役は、3役を演じ分けるために、今回は、声を少し低めにして他の役柄との声の特徴をより明確にする工夫もしてみました。
日頃は座って収録することが多いのですが、今回の少年役は泣きわめいたり、叫んだりする場面が多かったので、少年が「ベー!」とするところなど、顔に手を当てたり、振り上げたり、ジタバタしたりと、かなりのアクションと共に演じました。
すると、練習のときにはそうしても出せなかった声が、アフレコ現場で演じているうちに出てきて“殻を破れた”のを感じ、自分でも驚きました!ぜひ少年の声に注目して見ていただけたらうれしいです(笑)!
無線で操縦するおもちゃの車が欲しくてスーパーで駄々をこねる少年と、その様子を面白がるラビッツ。
少年はラビッツに対し、先制攻撃を仕掛けるが、ラビッツは少年からの仕打ちに倍返し!?無線操縦を巡る少年とラビッツの攻防が繰り広げられる。
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