――石膏で作られた顔が、アップで写し出されている衝撃のジャケットも話題になっていますね。制作秘話を教えてもらえますか?
「まずは僕からざっくりとしたアイデアを投げて、アートディレクターとディスカッションを重ねて作り上げました。確かに、衝撃的なジャケ写ですよね。このジャケのイメージで1曲目が壮大なバラードって、なんだこいつ、ヤベーなみたいな(笑)」
――これってSHOKICHIさん自身の顔なんですか?
「そうです。ちゃんと型から取って、自分の石像を作ってもらいました。ぱっと見、怖い感じもあると思うんですけど、ここにはちゃんとメッセージ性があるんですよ。いろんな音楽のジャンルのプラグに繋がれた自分が右目を隠して、左目で未来を見据えている…みたいな。強い意志を表現できていたらと思います」
――そういう意味合いがあったんですね。では、このアルバムを手に取ってくれる人へのメッセージをお願いします。
「今の自分が持てるものを全て出し切りました。また、僕のことを知らないという人も、1回でいいから、1~2曲目くらいまででもいいからとにかく聴いてほしい。そしたら多分、“こいつ、なんかあるな”って思ってもらえると思うし、自分のミュージカリティーというものも感じてもらえるんじゃないかなって。そして、少しでも気になった方は6月からの全国ツアーにも足を運んでほしいです」