演劇・ミュージカルの祭典、トニー賞の魅力を宮本亜門が熱弁!

2019/05/22 13:12 配信

芸能一般

トニー賞アンバサダーを務める演出家・宮本亜門にインタビュー

6月10日(月)(日本時間)にアメリカ・ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催される、アメリカ演劇界最高の賞、第73回トニー賞授賞式。

WOWOWのトニー賞アンバサダーとして、演出家の宮本亜門が、事前番組「トニー賞直前!ノミネーション徹底解剖」および授賞式当日の生中継番組にて、トニー賞の魅力を語りつくす(VTR出演)。

2005年には、演出した舞台「太平洋序曲」がニューヨークのブロードウェイで上演され、トニー賞4部門にノミネートされるなど高い評価を受けた宮本亜門。そんな彼だからこそ分かるトニー賞の魅力、見どころなどを聞いた。

本気で観客の心を動かす、アーティストたちの姿は、最高に魅力的で、見応え十分


――今年も、間もなくトニー賞授賞式が近づいていますね

そうですね。21歳の時から、TV放送や授賞式会場でトニー賞は必ず見てきたし、ノミネートされた作品はブロードウェイでほとんど観ているので、この時期になるとソワソワしてきて、とても気になります。それにトニー賞は演劇人・舞台人だけでなく、今のショービジネス、世界のショービジネスにおいても、最も大切な授賞式だと思います。

もちろんショービジネスの最高峰として、ブロードウェイから始まった演劇が世界中で上演される、ビジネスとしての魅力もありますが、僕はそれ以上にクリエイションの面で注目しています。今の時代に何が流行っているのか、次はどんな時代になるのかということも予感させてくれる。世界中の名優たちが国を超えて集まり舞台に立っているんですよ。その実力で本気で観客の心を動かす真のアーティストたちの姿は、最高に魅力的で見応え十分です。