演劇・ミュージカルの祭典、トニー賞の魅力を宮本亜門が熱弁!

2019/05/22 13:12 配信

芸能一般

トニー賞アンバサダーを務める演出家・宮本亜門にインタビュー


――今年の司会を務めるジェームズ・コーデンの魅力はいかがですか?

彼がすばらしいのは「僕はブロードウェイミュージカルの大ファンだ」ということを公言していること。いい意味で子どものように歌い踊る、ノリと楽しさがあって、きっと楽しい司会になるでしょう。お客様を楽しませ、笑わせ、劇場が一体となって皆と共に楽しみたい、そんな彼ならではの授賞式になるでしょう。

――授賞式で、ここを見たら面白いよというポイントはありますか?

やはり受賞した瞬間です。会場がバーッと沸くとともに、受賞者たちのスピーチ。これが人生ドラマ満載なんです。切磋琢磨して、本気で演劇を、ミュージカルを作ってきた人たちだから人生ドラマだらけ。その一言一言に、僕はジワーッと涙ぐんでしまう。そしてブロードウェイはお互いをいつも称え合う。あの空気はトニー賞ならではですね。誰かが勝った負けたではないんです。