おたけのリズムネタも見られる!? ジャングルポケット 恒例の全国ツアーに出陣

2019/05/22 04:45 配信

芸能一般

今は、僕が自由にやってるときの方が、お客さんが喜んでくれてる感じはします(おたけ)


ジャングルポケット単独ライブ全国ツアー2019「バレット」のポスタービジュアル


――本ネタのコントの他に、企画コーナーはあるんでしょうか?

太田博久「コーナーはやらないです。全編コントですね。あと、漫才もアタマに1本やろうかなと思ってるんですけど」

――ジャングルポケットのネタ作り担当は太田さんですけれども、年齢とともに作風は変わってきました?

太田「“ドタバタ”みたいな部分を意識するようになりましたね。そのへんは、見てくださる関係者の方からも『ジャンポケの色になってきたね』って、評価してもらえるようになってきていて。言葉のやりとりというよりかは、例えば『エレベーター』のネタで斉藤が顔で笑わせるみたいな、そういうところから面白さを広げていきたいなっていうのはあります」

――先ほど「おたけの時間」というアイデアも出ましたが、「ゴッドタン」でおたけさんが書いたリズムネタをそのままやってほしい、というお客さんもいるかもしれませんね。

斉藤慎二オリエンタルラジオさんと厚切りジェイソンからインスパイアされたリズムネタね(笑)」

太田「突発的にはウケたんですけどね(笑)。僕らは昔、『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)にも出場していて、準決勝くらいまでは行ってたんですけど、そのときにやってた漫才が、僕がボケて、斉藤がツッコんで、おたけがズレたことをやってスカす、みたいなスタイルだったんですね。で、それを今久しぶりにやると、当時よりもおたけのクレイジーさが浸透してるから、めちゃくちゃウケるんですよ。だから、そのスタイルのネタを復活させるのも面白いかなとは思ってます。だいたいおたけも、今さらもう普通のツッコミはできないだろうし(笑)、おたけが好きで見に来る方もいると思うので」

――おたけさん自身は、その役回りはいかがですか?

おたけ「そうですね、そっちの方がウケると思います。今まで、僕が背伸びしてツッコミを頑張ろうとし過ぎてたのかもしれない。今は、求められることが変わって、自由にやってるときの方がお客さんが喜んでくれてるなという感じはします」

――最近おたけさんのキャラが立ってきて、ジャングルポケットは、より三者三様の個性が出てきた印象を受けます。

太田「ありがたいですね。すごい先輩芸人の方々と共演すると、『おたけをこれだけうまくイジったぞ!』って、腕の見せつけ合いが始まるんですよ。料理人対決みたいな(笑)。僕らは、その料理人がやってることをまねすればいいだけなんで、非常に助かってます(笑)」