――斉藤さんは、早くからピンで活躍されていましたが、現在のジャングルポケットをどう捉えていますか?
斉藤慎二「もちろん、おたけのピンの仕事が増えるのはうれしいですよ。やっぱり、3人それぞれの持ち味が生かせる仕事をどんどん増やしていった方がいいと思うんです。ピンの仕事って、責任は全て自分に課せられるから、レベルアップするんですよね。その点、3人でいると、どこかで甘えみたいなものが生じてきますから。それがなくなれば、トリオにとってもすごくプラスに働くんじゃないかと思いますね」
――それぞれピンで活躍することで相乗効果が生まれると。
太田博久「そうですね。ただ、ネタをやる場合は、3人全員がウケるっていうのは無理なんですよね。作り込んだコントで、天然のキャラを生かすのってすごく難しいんで。だから、ネタはネタで3人でしっかりやって、バラエティーは別物という意識でやった方がいいのかもしれないですね」
――そうなると、3人のしっかりとしたコントは、バラエティー番組ではなかなか見られないわけで、単独ライブがますます楽しみになりますね。
太田「あんまりハードルを上げたくないんですけど(笑)、僕らのライブは、ネタのクオリティーだけじゃなく、お客さんに満足していただけるような“お金の掛け方”をしているという自負はあるんですよね。例えば、東京03さんの単独のツアーって、全国にいるサブカルチャーが好きな方が見に来るイベントとして定着してると思うんですけど、僕らの全国ツアーは、全体的にもうちょっと派手な感じというか。テレビのジャングルポケットが好きだっていう方と、マニアックなお笑い好きの方と、どっちのお客さんも楽しめるようなものにしたいなと」
――なるほど。では、斉藤さん、おたけさんからも意気込みをお願いします。
斉藤「年々少しずつ新しいお客さんが増えてきている実感があるので、その方々の期待を裏切らないようなものをお見せしたいですね。テレビで僕らに興味を持ってくれた方も、ぜひ見に来ていただけたらと思います」
おたけ「生のお笑いライブを見たことがないっていう方も、ぜひ一度見てほしいです。生で見てもらうと、やっぱりちょっと違うと思うんで。特に女性の方、お待ちしてます」
――女性限定ですか?(笑)
おたけ「まぁまぁ(笑)、ライブはやっぱり女性が多い方が盛り上がりますから」
――おたけさん作のリズムネタも期待していいですか?
おたけ「そうですね。やらせてもらえるんだったら、新しいネタを考えます(笑)」
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