<パーフェクトワールド>松坂桃李と山本美月の前に次々と立ち塞がる壁…「愛があれば障がいは乗り越えられるなんて幻想よ」【視聴熱TOP3】

2019/05/22 18:00 配信

ドラマ

つぐみ(山本美月)が駅のホームから転落。樹(松坂桃李)は洋貴(瀬戸康史)からつぐみが介護セミナーに通うなどしてかなり疲れがたまっていたことを知らされる


2位「パーフェクトワールド」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)17477pt

5月21日に第5話を放送。つぐみ(山本美月)が駅のホームから転落。樹(松坂桃李)は洋貴(瀬戸康史)からつぐみが介護セミナーに通うなどしてかなり疲れがたまっていたことを知らされる。しばらくして、つぐみの両親、元久(松重豊)と咲子(堀内敬子)が松本から駆け付ける。愛娘が命の危険にさらされたことに憤りを隠せない元久は、樹に「別れてくれ」と頼む。

全治2か月と診断されたつぐみは、松本の病院に転院することに。その日、つぐみに見送りに行くと約束した樹は、車の中で意識を失ってしまう。病院に運ばれた樹は、脊髄損傷の合併症のひとつ、空洞症の可能性があると言われ、パニックになる。

樹の入院を知ったつぐみは東京に戻って来る。そこで、樹のヘルパー・葵(中村ゆり)は、つぐみに「愛があれば障がいは乗り越えられるなんて幻想よ」「どうして帰ってきたのよ。あなたがいたら彼は苦しむだけなのに」と言い放ち、「私も樹君が好き」と宣言。

葵はそれ以外にも、つぐみからの着信をひそかに削除したり、つぐみを洋貴(瀬戸康史)が背負う様子などを樹にわざと見せたりといった行動も。これには、樹とつぐみの恋を応援する視聴者から、「なんなの!」「やりすぎ」との反響が続々と寄せられた。

そして、つぐみを守れない無力さを痛感した樹は、ある決意をする。空洞症の疑いもなくなった樹は、ケガが治ったつぐみと久しぶりのデートに出かけたが、最後に「俺たち、終わりにしよう」と告げた。

愛しているがゆえの樹の決意は、多くの視聴者の涙を誘った。

3位「きのう何食べた?」(毎週金曜夜0:12-0:52ほか、テレビ東京系)12765pt

よしながふみの同名漫画を原作に、シロさんこと弁護士の史朗(西島秀俊)と、同居する美容師の賢二(内野聖陽)のほろ苦くもあたたかい毎日と、日々の食卓を描いたドラマ。

毎話、大きな反響を呼んでいる中、20日の公式Twitterで、ドラマ後半に向けての15秒告知動画が公開。折り返し地点を迎えたことに、ドラマファンからは「終わってほしくない」「シーズン2へと続いてほしい」と、早くも続編への期待が寄せられている。

そして、21日には「『きのう何食べた?』展」が東京・渋谷のGALLERY X BY PARCOで開催されることが発表に。ドラマの舞台セットの再現や小道具、名シーンの場面写真と共に、原作コミックの複製原画を展示。さらに展覧会ならではの限定オリジナルグッズの販売も予定する。期間は6月13日(木)~7月7日(日)。

24日(金)放送の第8話には、賢二の友達、長島(正名僕蔵)と本田(菅原大吉)の同性カップルが登場する。

webサイト「ザテレビジョン」の「視聴熱」ページでは、4~10位のランキングやバラエティーランキング、またウィークリーランキングも発表している。

※SNSや独自調査を集計した、今熱い番組を計る新指標