「神の雫」原作者の小説「東京ワイン会ピープル」の映画化が決定

2019/05/23 18:00 配信

映画

【写真を見る】2017年11月に発売された原作小説はサイバーエージェント・藤田晋社長や佐々木希らワイン通の間でも話題に樹林伸『東京ワイン会ピープル』(文藝春秋刊)


樹林伸コメント


ワイン会という不思議な集まり。そこで夜ごと繰り広げられているワインを通じての出会いや別れ、悲喜こもごもの人間模様を、きっと映画ではリアルかつ赤裸々に描き出してくれるに違いない。この作品は漫画では描けなかったもう一つの「神の雫」なのだ。

物語


都会で働くOLの桜木紫野は、会社の上司の誘いでワイン会に参加する。

どう見てもブルジョアな会合に馴染めない紫野だが、その参加者の男性・織田と意気投合。ワインを良く知り、成功者の気品が鼻につかない織田に紫野は引かれていく。

しかし後日、織田は粉飾決済で逮捕される。若き実業家の逮捕はニュースにもなり、困惑する紫野。だが紳士的な振る舞いとその織田が奨めるワインにはうそがないと信じて、紫野はワイン会へと参加を続けていく。

そして、さらなるワイン会メンバーとの出会いが紫野をワインの魅力に引き込んでいくことに…。