テレビ朝日系で放送中の「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」が、12月31日(金)に年をまたいで6時間30分、生で放送することが発表され、12月8日、同局内で行われた会見に池上彰、劇団ひとり、土田晃之が出席した。
「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」は、“ニュース解説の達人”池上がニュースを分かりやすく説明する報道バラエティー。番組内での池上のフレーズ「いい質問ですねぇ!」が、'10年の流行語大賞でトップ10に入るなど、'10年4月にレギュラー放送が開始されて以来、高い人気を維持している。
「大晦日年越しスペシャル」では、1万人にアンケートを実施し、その中から日本人が知りたいと思っているニュースを池上が解説。また、生放送中に視聴者からの疑問を電話やメールで募集し、池上がその質問に直接答えていく。目指す回答数が「108つ」だと聞いた池上は、「108の煩悩を解消して、いい年を迎えるということじゃないですかね」と意欲を見せた。
会見では、池上が集まった記者からの素朴な疑問に、その場で答える生解説を実施。「3D専用メガネをかけずに見られる3Dテレビの仕組み」を聞かれた池上は、「それは家電芸人の土田さんに答えてもらいましょう」と言いつつ、「一言で言うと、テレビ画面に3D専用のメガネをかけさせているんです」と分かりやすく説明。土田は「すごいでしょ! 何聞いても何でも答える。収録中に脱線話でエロいことを聞いたら普通に答えましたから」と裏話を明かしつつ、池上を賞賛した。そのほか、「サッカーワールドカップの開催地にロシアとカタールが決まったのは、今の国際情勢と関連があるのか?」などの質問にも「極めて政治的、経済的判断が含まれています。ワールドカップなどのイベントは、経済発展の起爆剤になります。開催することによって、国際社会の一員になれるような国という視点があり、FIFAとしては今後の発展を目指す上でよく練られた選定だったと思います」と丁寧に答え、記者たちをうならせた。
また、「ことしを振り返ってどんな年だったか?」と聞かれた劇団ひとりは「韓国のスーパーアイドル・KARAの1年でした(笑)。大好きなKARAが紅白(歌合戦)に入らなくて非常にがっかりしたんですけど、結果オーライですね。裏(番組)ですから。KARAと戦うことは避けたかった」と話し、大みそかへの意気込み(?)を明かした。
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