田中れいなの着物姿と歌声に絶賛!舞台「信長の野望」11月第4弾で「お市の私生活を見せたいな」

2019/05/28 05:00 配信

アイドル インタビュー

モーニング娘。OG・田中れいな。現在はライブだけでなく、舞台、ミュージカルで活躍中


モーニング娘。OG・田中れいな出演の舞台「信長の野望・大志 夢幻 ~本能寺の変~」が5月26日に全公演を終了。第4弾「桶狭間」が11月14日(木)より、東京・かめありリリオホールで上演されることが発表された。

本シリーズで時代モノ初挑戦となった田中は、劇中、あでやかな着物姿を披露。普段とは違うイメージ、そして、彼女のみに用意された歌唱シーンで観客を魅了した。公演終了後には、シリーズ第3弾を終えた今の心境、次作に向けての意気込みなどを聞いた。

戦国の姫を、強さと情愛、美しさで表現


本シリーズは、人気歴史シミュレーションゲーム「信長の野望・大志」を原作に、“現代の記憶”を持つ武将たちによる天下統一への戦いを描いたオリジナル戦国ドラマ。2パターン公演のダブルストーリー、ダブル主人公で構成される連作モノで、今回は「SIDE織田」と「SIDE明智」を上演。織田信長を鶏冠井孝介が、明智光秀を谷佳樹が、いずれも初演「春の陣」(2018年5月)より熱演し、田中も初演より信長の妹・お市という重要な役に就いている。

出演作を重ね、女優としての評価を高めている田中れいな。演技力はもちろん、磨き続けてきた歌、ダンスも大きな武器に


田中はモーニング娘。卒業後はガールズユニット・LoVendoЯ(ラベンダー)のボーカルとして活動。現在はソロ活動をメインにしているが、特に舞台、ミュージカルでの活躍は著しい。

リアル2次元のような自身のキャラクター性を生かした2.5次元系での評価はもとより高かったが、「信長の野望・大志」では戦国の姫となるお市で新しいイメージを見せている。

凛とした立ち居振る舞いと鋭い発声で武家の娘の強さを表現したかと思えば、優しく包むような芝居で情愛深い母の姿を、腹パンまで繰り出す激しい叱咤激励で信長との兄妹愛を示す。もちろん、所作も芝居も稽古の賜物(たまもの)であることは言うに及ばず、見た目とは裏腹なストイックで努力家な面は、モーニング娘。加入時からいくつもエピソードとして残っているところだ。

こちらは打ち掛けを脱いでもらってのショット。大人っぽさに代わり、かわいさが倍増


また、後ろ髪をさらりと束ねたスタイルはモダンな和服人形のようでもあり、初演時より「着物姿がかわいい」という声が続出。普段はマイルドなギャル系ファッションが多い彼女だが、和服は意外なほどよく似合う。

ちなみに、モーニング娘。の後輩・牧野真莉愛羽賀朱音は観劇に行ったことをブログで報告し、「衣装すっごく似合っていて、美しかったです」(牧野)、「お着物姿、素敵でした…」(羽賀)と、田中の着物姿に見とれた気持ちを記している。