MONGOL800の「小さな恋のうた」を基に、二つの国と共に生きる若者たちの青春を描いた映画「小さな恋のうた」(公開中)。
同作の舞台は、日本とアメリカがフェンスで隔てられた沖縄の小さな町。佐野勇斗演じる主人公・亮多らの高校生バンドが人気を集め、プロデビューが決定した矢先、ある事故が起こり、バンドは未来を見失う。だが、ある1曲のデモテープをきっかけに止まった時間は動き始めるというストーリーだ。
20年経った今もなお、世代・性別を問わず愛され続ける名曲を生んだMONGOL800・キヨサクさんに、高校時代の思い出などの話を聞いた。
――キヨサクさんも高校時代にバンド活動をされてましたが、どんな高校時代だったのでしょうか?
僕も佐野くんのような青年でした(笑)。いやいや、あんな爽やかな感じではないです(笑)。
でも、僕もTHE BLUE HEARTS やHi-STANDARDをコピーして、バンドに夢中になっていた高校生でしたね。通っていた高校はなかなか賑やかな高校で、盛り上げる人が多い学校だったんですよ。粒マスタード安次嶺っていう踊る人が一個先輩で、今回の映画の企画発案者であるプロデューサーの山城が二個下の後輩なんです。だから、映画の中の世界は、フィクションではありながらも、当時の高校生活が描かれているんです。実際に学園祭の描写も、モンパチ(=MONGOL800)が学園祭でライブしたときのままなんですよね。
――本当にキヨサクさんの思い出そのものでもある感じですね。
そうですね。実際、高校1年のころから、だいたい良くあるような馴れ初めでバンドを始めて。最初はTHE BLUE HEARTS とHi-STANDARDを真似して、見よう見まねでオリジナル作って。劇中で演奏される「DON'T WORRY BE HAPPY」なんかは高校3年のころに作った曲で、実際にやってた曲でもありますからね。
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