<パーフェクトワールド>山本美月が瀬戸康史に腕を回しキス… そこに松坂桃李が通りかかり…【視聴熱TOP3】

2019/05/29 18:00 配信

ドラマ

洋貴(瀬戸康史)に誘われてつぐみ(山本美月)は久々に東京へ。そこで、洋貴が突然のプロポーズを…。せつなすぎる恋模様に、第5話も多くの視聴者が涙をこぼした


2位「白い巨塔(岡田准一主演)」(テレビ朝日系)4486pt

5月22日から5夜連続で放送されたスペシャルドラマ。刊行から50年たった今も多くの人に愛されている山崎豊子の傑作小説が原作で、岡田准一が初の医師役に挑戦。大阪の大学病院を舞台に、岡田演じる財前五郎が、自身の悲願である教授の座を目指してなりふり構わず邁進していく姿を描いた。

26日放送の第五夜は、詳しい検査をせぬまま財前が執刀した佐々木(柳葉敏郎)が死亡した医療裁判で勝訴した財前は、控訴審を控えているにも関わらず、世界外科連盟の理事に立候補する。一方、控訴審の証人を探す弁護士の関口(斎藤工)だったが、ことごとく財前に根回しされていて、見つからない。だが、財前側の根回しという圧力に嫌気がさした元看護士の亀山(美村里江)がついに証言を決意する。

結審の日、裁判所を出たところで財前は突然倒れてしまう。財前はすい臓がんのステージ4だったが、妻・杏子(夏帆)の動揺もあり、周囲は告知を控えていた。財前は、裁判で医師としての信念を貫き、財前に不利な証言をして大学病院を去っていた同期の里見(松山ケンイチ)に自身の病の診察を頼んだ。

これまで幾度となく映像化された作品で、財前が最期を迎える結末は知られたところだったが、岡田の迫真の演技は、「壮絶」「最後の『これが死か』は震えた」など、多くの視聴者の胸を打った。

全話の平均視聴率は13.3%で、最高は第五夜の15.2%。全5話とも同時間帯トップを記録した(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)。

3位「わたし、定時で帰ります。」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)3854pt

5月28日放送の第7話は、家族と仕事をテーマに描かれた。酔っぱらって「(結衣のことを)今でも好きですよ」と言った晃太郎(向井理)に、絶句する結衣(吉高由里子)と巧(中丸雄一)。その帰り道、結衣に実家の父から「お母さんが家出した」と連絡が入る。一方、仕事では部長の福永(ユースケ・サンタマリア)から予算に見合わない新規案件が舞い込む。

結衣の元婚約者・晃太郎をけん制する巧の様子に、恋模様も大いに気になるところだったが、まずは仕事面でSNS上に驚きの声が広まった。福永が見積もった企画は、ECサイトのリニューアルで、納期5か月、予算3500万円というもの。結衣たちはありえない低予算に驚くが、福永は制作サイドが残業などで負担すればどうにかできるというスタンス。結衣が見積もりを直そうとするが、福永はそれを阻止し、ひそかに会社の上層部に働きかける展開で次回に持ち越された。

一方、家族の問題では、結衣は仕事人間で家庭を顧みなかった父親に気持ちをぶつけた。仕事人間にならざるをえなかった時代でもあったが、「無理してほしくなかった」という結衣の気持ちに共感する声が上がった。

webサイト「ザテレビジョン」の「視聴熱」ページでは、4~10位のランキングやバラエティーランキング、またウィークリーランキングも発表している。

※SNSや独自調査を集計した、今熱い番組を計る新指標