北川尚弥らが海賊役で激しい殺陣にも挑戦!「ミュージカル『Caribbean Groove』」が開幕

2019/05/30 21:05 配信

芸能一般

「ミュージカル『スタミュ』スピンオフ team柊単独公演『Caribbean Groove』」が5月30日よりスタート撮影:岡本武志

若手俳優の北川尚弥らが出演する人気シリーズの最新作「ミュージカル『スタミュ』スピンオフ team柊単独公演『Caribbean Groove』」(以下、『Caribbean Groove』)が、千葉・舞浜アンフィシアターにて5月30日より公演をスタート。初日本公演に先立って、ゲネプロが行われた。

「ミュージカル『スタミュ』」シリーズは、2015年に放送を開始したテレビアニメ「スタミュ(高校星歌劇)」を原作としたミュージカル。本シリーズは音楽芸能分野の名門・綾薙学園に入学した星谷悠太を中心に、学園の花形・ミュージカル学科への入科を目指す生徒たちの青春群像劇を、原作アニメの楽曲も多く盛り込みながら描いてきた。また2018年の単独レビュー公演を経ての公演となる、本作『Caribbean Groove』は、北川尚弥演じる申渡栄吾が属する「team柊」の公演をメインに話が展開していく。

劇中では、辰己琉唯(櫻井圭登)ら5人のリーダーが率いる、海賊ブラッディ・ロジャーが交戦している場面から物語の幕が開けていく。彼らは海賊ではあるものの、お互いを家族のように慕い合い、戦いに身を投じながらも充実した日々を送っていた。しかしある国へ上陸したことをきっかけに、彼らが抱える秘密が明らかになっていく。

2017年に上演された「ミュージカル『スタミュ(高校星歌劇)』」(以下、『スタミュ』)より、引き続き同役を演じる北川は今回の『Caribbean Groove』で、櫻井圭登演じるクリス(辰己琉唯)の親友・アルベールを好演。『スタミュ』では申渡のパーソナルな部分を丁寧に演じていたのに対し、『Caribbean Groove』では冷静さをたたえながらも、こみ上げる思いに翻弄される複雑な心模様を、せつない歌声や表情で描き出していった。

また、劇中ではオリジナル楽曲がふんだんに披露され、ソロ曲やデュエット曲など、それぞれの見せ場も用意されている。さらに本作は、海賊黄金時代のカリブ海を舞台としていることから、全キャストが鮮やかな殺陣を披露。『スタミュ』とはまた異なる、熱意あふれる歌唱や迫力ある殺陣は、本公演ならではの見どころと言えるだろう。

そして、本公演前ゲネプロを終えたばかりの北川尚弥から、ザテレビジョン編集部にコメントが届いた。

「先ほど、ゲネプロが終了しました。これからゲネプロを経たうえでの、最終確認と調整をしたのち、皆さんに最高の舞台をご覧いただけるよう精いっぱい頑張っていきます。約一年前には前作となる単独レビュー公演を行いましたが、さらにパワーアップして帰ってきた姿を楽しんでいただき、より『スタミュ』、そして「チーム柊」の魅力をお伝えして、改めて好きだなと思っていただけるように演じていきます。今回は全7公演。皆さんに『カリグル』の世界観をお届けし、楽しんでいただけるよう精いっぱい努めていきますので、ご声援よろしくお願いします!」

「ミュージカル『スタミュ』スピンオフ team柊単独公演『Caribbean Groove』」は、千葉・舞浜アンフィシアターで6月2日(日)まで上演され、当日券の販売も公演ごとに予定されている。