目指すは季節ごとのイベント!? アニメ「Starry☆Sky」先行上映会&トークショー開催

2010/12/20 13:20 配信

アニメ

先行試写会に参加した高本宣弘監督、折笠富美子、緑川光(写真左から)(C)honeybee/星月グループ

12月23日(木)から携帯モバイルアニメイトとアニメイトTVにて配信が開始されるアニメ「Starry☆Sky」の第1話、第2話の先行上映会が、東京・シネマサンシャイン池袋で開催され、主人公・夜久月子(やひさつきこ)役の折笠富美子、土萌羊(ともえよう)役の緑川光、高本宣弘監督がトークショーを行った。

本作は、「honeybee」レーベルから発売されている12枚のCD「星座彼氏」シリーズと、4作の「プラネタリウムCD&ゲーム」を中心に作品展開されているシリーズのアニメ化作品。ファンからは「スタスカ」の愛称で親しまれている人気シリーズで、天体に関する専門知識を学ぶ「星月(せいげつ)学園」を舞台に、唯一の女子生徒である主人公・夜久月子と、12星座の性格特徴を持つ12人の魅力的な男の子たちとの交流を描く学園ストーリー。

今回、キャラクターとして初登場の月子を演じた折笠は、「月子は(客席にいる)皆さんなんですよね。みんなの想像力、イマジネーションの世界を引き出して、みんなを画面にくぎ付けにしなければいけない仲介役の気持ちで演じています」とコメント。緑川は「本当に大変なポジションだと思います。折笠さんの声は、とてもナチュラルで透き通った感じがいいなと前から思っていたので、月子役と聞いて“なるほど!”って思いました」と折笠の演技を絶賛した。

緑川はアフレコ現場の様子について聞かれると「僕と(東月錫也役の)小野(大輔)くん、(七海哉太役の)杉田(智和)くんがアフレコで初めて顔を合わせたんですけど、休憩時間に小野くんから“緑川さんの羊、初めて声を聞いたんですけど、かわいいっすね”って言われました」と告白。「そんなこと言われるとは夢にも思っていなかったので、ちょっと照れました」と笑顔を見せた。

ゲームをすべてプレーしたという高本監督は「全員と付き合いました。おれも月子なんです」と乙女心をアピール。アニメ本編については、「ゲームとはちょっと違う内容になっています。ゲームでは分からなかった部分も見られるので、そこがキューンとします」と見どころを紹介した。

アニメの配信開始がクリスマス直前ということもあり、トークはクリスマスの思い出話に。残念そうに「全くないんです」と答える緑川に対して、折笠は「お菓子が入ってるブーツを子どもの時に履きたくて、自分の分1足と、姉のお菓子を抜いてブーツをもらって両足履いたんですけど、脱げなくて泣いてしまいました」と当時を振り返った。

イベント終盤には、出演者たちがそれぞれファンへのメッセージとして、「スタスカのイベントは今回が初めてなので、応援してくださっている皆さんと顔を合わせられてうれしいです。ぜひ、お友達に広めていただいて、もっとスタスカが盛り上がれば、もっと大勢でイベントとかやってみたいです。皆さん売れっ子さんで、お忙しいと思いますけど、せめて季節ごとにはやりたいですね。スタスカのイベントはこれが最後にしたくないので、皆さん応援よろしくお願いします」(緑川)、「ファンの皆さんに会うのが初めてだったので、受け入れていただけるかドキドキしていたんですけど、皆さん温かくてうれしかったです。本編では、13人それぞれのちょっと切ないお話がたくさんありますので、皆さん応援してください」(折笠)、「皆さんに素晴らしいものをお届けできるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」(高本監督)とそれぞれがコメントし、初イベントを締めくくった。